副業で任されている業務内容は「専門性の高い業務」が8割超
副業における業務内容と労働時間を聞いたところ、業務内容については「専門性の高い業務」が8割を占め、さらに1か月あたりの副業に従事する労働時間は20時間以上と回答した人が半数以上という結果になった。
副業で年間300万円以上稼ぐ副業者は、専門性が高い業務に一定以上の時間を費やして対価を得ていることが伺える。なお、具体的な業務内容としては「経営企画」と「商品/サービス企画」が共に21.0%と最も多く、次いで「新規事業開発/事業企画」(13.2%)、「マーケティング/PR」(11.4%)となった。(【図3】・【図4】・【図5】参照)
副業を始めたきっかけは「収入」「スキル」「キャリア」
副業を始めたきっかけで最も多かった回答は「収入を上げるため」(66.0%)だったが、「自身のスキル向上のため」(40.5%)や「自身のキャリアップのため」(20.0%)といった回答も多く、“3つのアップ”を目的にする人が多いことがわかった。(【図6】参照)
副業して良かったことを聞いたところ、「スキルアップ向上がきっかけ」と回答した人の66.7%、「キャリア向上がきっかけ」と回答した人の60.0%が、実際にアップにつながったと回答している。(【図7・図8】参照)
●調査概要
<①副業年収額について(図1)>
集計対象数:全国の男女20~50代の副業者1,556名
調査手法 :インターネット調査
調査期間 :2022年9月9日~9月12日
<②副業年収300万円以上の方を対象とした調査について(図2以降)>
集計対象数:全国の20~50代で株式投資、FX、不動産投資による収入は除き
副業年収が300万円以上の男女200名
調査手法 :インターネット調査
調査期間 :2022年9月9日~9月12日
出典元:パーソルキャリア株式会社
構成/こじへい