■連載/カーツさとうの週刊★秘境酒場開拓団
オヤジナリティー ★★
家計貢献度 ★
エルドラ度 ★★
コロナ対策度 ★★★
今回、久しぶりにお店の名前を実名で書くッ!!プラスすることのイラストではなく写真だ。
っつうのも、いつもはプライベードで呑み行った店のことをダマテンで書いてるんで店名を仮名にしておりますが、今回は、お店の開店レセプションに呼んでいただいたんですよね。
おまけに、その店名が『カドクラ食堂』。『カドクラ』という固有名詞に続きまして『食堂』!!
聞けばこの『カドクラ食堂』は“居酒屋×食堂のハイブリット店舗”という触れ込みでして、よ~するに“呑める食堂”じゃん。それって、この連載でもしょっちゅう書いてる、オレの大好きなジャンルじゃん。
さらに場所が、そこそこ呑みにいく東横線の学芸大学。そりゃあ行く。そして行った。一人じゃいろんなメニューを食べられないからと、学芸大学在住の呑み仲間のU氏を誘って、万全の態勢で行った!
店内は白を貴重にした明るい内装でね。一人客向けのカウンターもあれば、引き戸で仕切られた個室風のボックス席もある、“食堂”という単語からイメージする“大衆”といったムードよりも、デートでも使える雰囲気。と書いて思い出したけど、デートって行為も、もはや記憶にないくらい実行してないなァ……。
それはともかく、ココから本題。まずは飲み物のメニューを見る。その冒頭に大きな文字で、いかにも「オススメです!」といった感じで表記してあったのが『カドクラレモンサワー/539円』。コレいっちゃおうと思うが、よく見れば『タレ』と『塩』が選べるとある。酒にタレと塩ってなに?
料理メニューをチラッと見たら、この店の料理のメインは焼鳥なので、焼鳥の味付け同様、アルコールも塩とタレが選べるという、いわゆる遊び心なんでしょうね。どっちがオススメか店員さんにうかがえば「タレですね~」とのことなのでタレをオーダー。
そして届いたカドクラレモンサワーというのが、レモンシャーベットの入ったレモンサワー。そしてタレというのは、別に添えられた小皿に入ったレモンマーマレード。
↑カドクラレモンサワー・タレ
このマーマレードを好みでチョロっとサワーに入れつつ呑むワケね。そりゃ旨いよ、レモンの酸味と甘みが、いい塩梅でミックスされてね。甘い酒が苦手な人もいるだろうけど、そういう人は『塩』いってください。
『塩』っていうのは、カクテルのソルティドックみたいにグラスの縁に塩がついてるそうです。「スノースタイル」ってヤツね。
でさ、メニューのカドクラサワーのパートを見ると、さらにこんなことも書いてあった!