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門松の価格相場はどれくらい?お正月を迎える準備と安く手に入れるコツ

2022.12.19

門松は古くから続く正月の準備の一つです。しかし、百貨店やホテルにある立派な門松を想像して、値段が高そうだと購入をためらう人もいるかもしれません。門松の値段の相場や、安く手に入れるためのポイントを紹介します。

そもそも門松の意味は?

正月に門松を飾ることは知っていても、その理由についてはよく分からないという人も多いのではないでしょうか。門松にどのような意味があるのか解説します。

年神様を迎える準備の1つ

門松の由来は文字通り『門口に飾る松』です。また、正月に家々を訪れる年神様を『待つ』という意味も含んでいます。

年神様は、その年に福や徳をもたらす『歳徳神(としとくじん)』に、祖先の霊や豊穣の神などへの信仰が加わって、崇められてきたとされます。

門松は年神様を迎える準備が整っているという証であり、目印です。飾るのは12月13日から28日の間か、30日とされています。29日は『二重苦』に通じ、31日は一夜飾りとなり縁起が悪いと考えられているためです。

門松には、一年中葉が青々として落ちないことから生命力や長寿を象徴する松を中心に、成長の早い竹、春を告げるとされる梅などが使われます。地方によっては、松の代わりに杉や楠(くすのき)、榊(さかき)、樒(しきみ)といった常緑樹を用いるケースもあります。

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門松の値段を決めるポイントは?

家の前の門松

(出典) photo-ac.com

門松は生花店や園芸店、ホームセンターなどで取り扱っています。近年は通販でも購入が可能です。しかし、門松のサイズや素材によって値段が異なるため、どのくらいのものを選べばよいのか迷ってしまうかもしれません。

門松の値段が決まるポイントをチェックしましょう。

値段の相場

門松の値段はサイズによって大きく異なります。玄関やテーブルの上などに飾れる小型のものなら、レプリカで500~1,000円、生花を用いたもので1,500~5,000円ほどです。コンパクトなのでマンション住まいの人に向いています。

門や玄関の両側に立てる中~大型の門松は、素材や高さによって差があります。相場は1本あたり1万5,000~5万円です。近年では1本でもよいとされていますが、門松は2本一対が基本のため、実際には3万~10万円かかると考えましょう。

サイズにより値段が異なる

サイズによって門松の値段が異なるのは、大きくなればそれだけ多くの素材を使うためです。

松や竹は切れ目のない長いものを使う必要があり、南天や葉ボタン、生花などで飾り付ければ、さらに値段は上がります。わらや竹で巻いた鉢も、より大きなものが必要です。

住宅事情の変化もあり、近年では小型のものが好まれる傾向にありますが、百貨店やホテル・旅館などでは、より大きな福を招き入れることを願って、大きく豪華な門松を飾るのが一般的でしょう。

門松の素材

天然の松や竹、生花を用いた門松は、レプリカのものより高額になります。素材の値段がそもそも異なる上、門松を作る人件費も必要なためです。

特に職人の手による門松は、大量生産ができません。そのため、どうしても値段が高くなってしまいます。

レプリカ素材の門松は、値段が安いだけでなく手入れがしやすいという点がメリットです。

生花を用いたものは、水をやったり枯れた花を取り除いたりしなければなりません。しかし、レプリカなら飾っておくだけでよいので、忙しい年末やのんびりしたい正月には便利です。

門松を安く手に入れるには?

2本の門松

(出典) photo-ac.com

門松を選ぶ際には、値段が重要なポイントといえます。正月のために用意したいけれど、あまりお金はかけたくないという人もいるでしょう。門松をなるべく安く手に入れる方法を紹介します。

小ぶりなものを選ぶ

門松の値段は大きさに比例します。部屋の中でも飾れるような、小型の門松を選ぶとよいでしょう。生花を用いたものでも、比較的リーズナブルです。

また、門松は1本でもよいとされているので、2本一対にこだわらなければ、ぐっと安く抑えられます。

レプリカ素材のものは、天然木や生花を用いたものより安価です。一度購入しておけば、繰り返し使えるので、コスパもよいといえるでしょう。

レプリカ素材の門松を購入して、生花を加えたり並べたりして正月花のアレンジを飾るのもおすすめです。

手作りに挑戦する

門松を自分で作るのも一つの方法です。といっても、松や竹を切って作るわけではありません。

近年では手芸店やホームセンター、通販などで、門松の手作りキットが入手できます。12月の半ばから少しずつ作れば、お正月に十分に間に合うでしょう。

100円ショップで材料を買ってきて作るのもおすすめです。特別なものは必要ありません。色画用紙や色紙、マスキングテープなどがあれば作れます。

色画用紙を丸めて竹に見立てたり、細かく切れ目を入れて松を作ったりと、多少手間はかかりますが、自分で作った門松で迎える正月は格別なものになるでしょう。

「早割」を利用する

門松は新年が近くなるほど需要が高まり、品薄になります。買いに行ったらすでに売り切れていたという場合もあるかもしれません。間際になって慌てずに済むよう、早めに注文しておきましょう。

生花店や園芸店によっては、早めに注文すると安く購入できる場合もあります。購入する店が決まっているなら、問い合わせてみるのがおすすめです。

門松を取り扱う通販サイトでは、11月中から割引価格で予約を受け付けています。ポイントやセールを利用するとさらにお得になる可能性もあるので、確実に安く手に入れたい人は、活用するとよいでしょう。

構成/編集部

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