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2023年から始めたい!書く瞑想「ジャーナリング」を採り入れた手帳術

2022.11.14

ジャーナリングでその日1日を振り返る

吉村さんと同じように、ジャーナリングを毎日の振り返りに活用するためにおすすめなのが、ノートではなく手帳に書き込むことだ。今日やったことや食べたもの、会った人などをライフログとして記入することでもその日1日を記録できるが、頭の中にある思考についてもジャーナリングで手帳に落とし込むことで、より自分自身を客観視することができる。

こんなライフログを兼ねたジャーナリングができる手帳としておすすめなのが、ライフログ手帳として定評のあるコクヨの『ジブン手帳』だ。中でも1日1ページタイプの『ジブン手帳DAYs』は、24時間軸がページの中央に配置されているので、左右に異なる内容を書き分けしやすい。

『ジブン手帳DAYs』。左右のスペースに仕事と家族の予定、ToDoリストとライフログなどを書き分けできる。

月の初めには扉ページがあり、目標や出来事などをまとめられる。

この手帳の1ページの左スペースをライフログ、右スペースをジャーナリングに使うことで、両方の内容をわかりやすく記入できる。左には行動、右には思考が書かれているので、後から見返した時に、日記とはまた違った形で、その日の自分を意識できるはずだ。

右スペースをライフログ、左スペースをジャーナリングに活用した例。ライフログは記録として残したいことを書こう。

「いきなりたくさん書こう!と気負わなくても、まずは食事の内容や、歩数など、小さなことからでも大丈夫です。ダイエットや資格の勉強など、習慣化したいことと関連付けるとモチベーションを持って続けやすいと思います」とアドバイスする。

『ジブン手帳DAYs』は1日1ページ手帳とはいえ、半年ごとの分冊仕様なので、持ち運びやすい。A5スリムサイズに加え、B6スリムサイズの『ジブン手帳DAYs mini』もあるので、1ページを文字で埋める自信のない人は、miniから始めてみるのもいいだろう。

『ジブン手帳DAYs』(A5スリム)2冊4180円、『ジブン手帳DAYs mini』(B6スリム)2冊3520円。

来年もまだまだ不安な日々は続きそう。テレワークが普及したことでも自己管理が求められるので、自分の意識や成長を実感できるこのような取り組みは重要。今年もあと2カ月を切った。2023年に向けて新しい習慣として、ジャーナリングの手帳術を採り入れてみてはいかがだろうか。

ジブン手帳

取材・文/綿谷禎子

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