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アメリカでお酒を飲めるがあえて飲まない「ソバキュリアン」が増加している理由

2022.11.07

実際の味は…

X世代の筆者は、生粋のビール好き。ほぼ毎日たしなむ程度にビールを飲んでいるが、噂のアイスキャンディ型のアルコールを試してみた。

私が購入したモノは、バドワイザーやショックトップなど生産するアンハイザー・ブッシュ社が生産するRITASのマルガリータのアイスタイプ。

長細い小袋に液体が入っており、それを冷凍庫で凍らせて食べる新感覚のアルコールだ。

RITASのスパークリングマルガリータには、ストロベリー、ライム、マンゴ、スイカの4つのテイストがあるが、このアイスタイプには、ストロベリーとライムの2種類が12本づつ。

早速凍らせて食べて(飲んで?)見ると、思った以上にお酒テイスト。確かにアルコール度数は8%でビールよりも高い。

見た目とストロベリー味ということもあり、甘い味を想像していたのだが、パンチがありすっきりとした味わい。アイス状なのでパクパク食べれてしまうが、1本食べた後は、ほんのり顔が赤くなるほどほろ酔い気分になった。

1本に入っている量は60グラムほどだが、暑い日はこの凍ったカクテルもあり!だなと思った。

何より、袋に入っているので、持ち運びが楽チン。ただし、キャンプに持って行ったときは、クーラーに入れていたがやはり溶けていたので、冷凍のまま持ち運ぶのは少し大変かもしれない。

アルコールも若者がブームを生む

コロナで外出禁止令が出たアメリカでは、家飲みが増え、アルコール消費量はコロナ渦で増えたという。しかし、ビールがアルコールの主流だったのは昔の話。健康志向が高い若者筆頭にハードセルツァーやカクテルの人気が上がり、リカーストアでもビールはもちろん販売しているが、ビールやワイン以外のお酒の販売エリアが増えてきている。

Z世代は、スナップチャットやツイッターなどのSNSに拡散される恐れがある「お酒の失敗」を怪訝して、「飲まない」という人もいるとの見方もあるが、若者消費者は新しい時代を切り開いていく。

いまだにビールの喉ごしを楽しんでいる筆者は、もうアルコールの歴史上過去の人になっているのかもしれない。

文/舟津カナ

編集/inox.

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