小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

使ってみたら超便利!老舗鍵メーカーが作ったスマートロック「SADIOT LOCK2」

2022.11.03

セットアップもカンタンだった

専用アプリをインストールしてスマートロックに近づく。Bluetoothで通信するのであまり離れていると操作できない可能性がある。アプリを起動して、まずユーザー登録をおこなう。そしてロックとアプリを接続、ロックに名前を付けたら、解錠位置、施錠位置を設定すれば、初期セットアップが完了する。これでアプリによるロックの開閉ができるようになった。試してみると予想よりレスポンスよくスマートロックが反応する。


スマホのアプリを使って、スマートロックのサムターンを外側から操作できる

スマートロックに電池を入れてアプリの接続するをタップするとペアリングを開始。ロックのシリアルナンバーが表示されるので名前を付ければ登録完了。その後、解錠テストがおこなわれる

スマホをロックに近付けると鍵の状態が表示される。設定画面で詳細設定、追加設定ができる

オートロックとハンズフリーが超便利

鍵の閉め忘れを防止、さらにハンズフリーで鍵を閉めてくれるオートロック。SADIOT LOCK2は2種類の方法から選んで設定できる。まず、タイムラグなしでロックできるドア開閉感知を利用して0秒から1分までに対応。さらに最大8分まで設定できるタイマーが使える。0秒にすればドアを閉めたらすぐにロックされるため安心して外出できるのだが、スマホも鍵も持たずにゴミ出しに行くと閉め出されて自宅に入れなくなってしまう。タイマーを利用すれば、ゴミ出しに必要な時間を計って、それより長く設定すれば鍵が閉まる前に戻ってこられる。しかし、普通に外出するときはすぐに鍵が閉まらないため少し心配だ。後述するが、この問題を解決するオプションも用意されている。

オートロックとは逆に、手ぶらで解錠してくれるのがハンズフリーである。これはスマホのGPS機能を利用して、住人が自宅の半径150m以内に近づいたタイミングで解錠される。機能を使うにはスマホへの位置情報へのアクセスを常にオンにする必要がある。アプリはバックグランドで動いてるため起動する必要ナシ。実際に試してみると、非常に便利。鍵を出さなくてもいいので両手に荷物を持っている時に楽だ。キーレスになってもスマホを取り出すなら、解錠の手間は一緒なのだが、ハンズフリーになれば、自動改札よりも楽に手ぶらで解錠できる。1週間ほどSADIOT LOCK2を使ったが、1度だけハンズフリーに失敗と表示されたことがあった以外、正常に解錠できた。オートロックと合わせて使えば、真の快適なキーレス生活を満喫できるだろう。


オートロックを0秒の設定で作動させた。解錠にはスマホを使用している

オートロックの設定には3つの項目があり、作動させるまでの時間を選択できる

期間限定の合鍵も作成できる「合カギ管理」

スマートロックのメリットに、合鍵機能がある。家族用の合鍵がスマホアプリからカンタンに作成できるのだ。これも便利な機能だ。万一、家族が持っているスマホを紛失したり、盗難に合ったりした場合は発行した合鍵を無効にできるためセキュリティ的にも安心だ。SADIOT LOCK2には、2種類の合鍵があり、家族用のファミリーキーに加えてゲストキーが作成できる。その違いはスマートロックの設定の一部にアクセスできるのがファミリーキーで、ロックの開閉だけできるのがゲストキーである。ゲストキーは利用期間の設定に対応、例えば友人が遊びに来る日だけの合鍵を作成できる。それだけではなく、レンタルルーム、民泊用、賃貸物件の内見用などにも応用できそうだ。ただし、合鍵を利用する側は専用アプリのインストールだけでなく、ユーザー登録が必要であり、その際に個人情報の入力を求められる点はややハードルが高いと思えた。

合カギ機能を使って、ファミリーキー、ゲストキーの発行、リモコンキーの登録ができる

合鍵を送りたい相手にメールでダウンロードサイトのURLが届く

閉め忘れ通知とオートロックを実現するオプション

SADIOT LOCK2には2つのオプションが用意されている。まず、リモコンキーの「SADIOT LOCK Key」である。専用アプリの合カギ管理の「合カギを作成する」からペアリングするだけで設定完了。これでスマホより素早く鍵の開閉がおこなえる。スマホのバックアップとしてキーホルダーに付けてもいいし、スマホを持っていない子供や高齢者もボタンを押すだけで施錠と解錠ができるようになる。

2つめのオプションは「SADIOT LOCK Hub」 2」である。自宅のWi-Fiに接続してインターネット経由で外出先のスマホアプリからスマートロックにアクセスできるアクセサリーである。これを使えば、離れた位置からの施錠状態の確認、閉め忘れ通知と自動ロックがおこなえる。オートロックで問題になっていた時間設定の問題を回避して、自宅から離れたことを感知してオートロックされる。つまりゴミ出しで閉め出される心配がなくなるのだ。この機能を使わなくても、施錠状態をリアルタイムで確認してリモートで施錠、解錠がおこなえる。外出時にスマホさえ忘れなければスマートロックの管理が完璧におこなえるアクセサリーと言えるだろう。

SADIOT LOCK2の機能は、ここまで紹介してもまだ紹介しきれないほど多機能だ。Apple Watchによる操作、NFCタグを使った解錠、Amazon Alexaとの連携、1ドア2ロック対応など、幅広い拡張性があり、ロック、ハブ、キーの全てにセキュリティチップを搭載するなど安全面についても万全の備えが施されている。試用後に両面テープをはがしたが、シールの跡も付かず、賃貸住宅での原状復帰も問題なくできそうだ。初めてのスマートロックとして、また他モデルからのアップグレード候補としてもオススメできる製品と言える。


リモコンキーを使っての施錠と解錠、物理キーがあるのでスマホより容易に操作できる

別売のオプションを使って、スマートロックの機能をさらに拡張できる

リモコンキーの電源はCR2032リチウム電池1個、電池装着済みですぐ使える。手前が解錠ボタンだがパッと見に分かりにくいので、シールなどを貼ると判断しやすくなる

Hub 2はUSB-A端子から5Vの給電が必要。別売で専用電源アダプターもある。また、2.4GHz帯の無線LANがアクセスできるネットワーク環境も必要となる

写真・文/ゴン川野

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。