利用率の高さではPayPayがダントツだが、満足度やお得度では楽天ペイが強い
引用元:2022年1月スマートフォン決済(QRコード)利用動向調査/MMD研究所
MMD研究所が2022年1月21日に発表した「2022年1月スマートフォン決済(QRコード)利用動向調査」結果では、調査対象の約半数がPayPayを一番使っていると回答し、2位のd払い、楽天ペイに対して倍以上の差をつけている。
一方、お得さや総合満足度では楽天ペイが1位となっており、PayPayがそれに続く形となった。ビジネス視点では、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、LINE Payまでをシェアが多いコード決済の6アプリが、顧客獲得にしのぎを削っており、それにFamiPayが続いていると理解できる。
基本のポイント還元率は高くないが、特定のクレジットカードとの組み合わせが必須
コード決済といえば高いポイント還元率をうたって“お得さ”をアピールするシーンをよく見かけるが、仕組みはこうだ。
コード決済の中にチャージした残高を使っての基本還元率は下表の通り楽天ペイの1.0%が最大となっている。
コード決済の基本還元率の比較表
この基本還元率に対して
①特定のクレジットカードと連携したとき
②対応する店舗で、付与ポイントと同じポイントカードを提示したとき
の合わせ技で、トータルでの還元率が高くなるという仕組みがある。さらにキャンペーンの適用があると、ポイント還元率がさらに高くなるわけだ。