iPhone 14、iPhone 13、iPhone 12のスペックにはどこまで違いがある?
搭載CPUはiPhone 14、iPhone 13がA15 Bionic、iPhone 12がA14 Bionicです。毎年9月に発売されるiPhoneシリーズは、チップセットが新世代に更新されていくのが通例でしたが、iPhone 14では、前モデルと同じ型番になったことでも、話題となりました。
厳密にいうと、iPhone 14に搭載されているチップセットは5コアGPU、iPhone 13に搭載されているチップセットは4コアGPUとなっているため、わずかに性能が違います。とはいえ、使用体験に大きな違いはないでしょう。ちなみに、5コアGPUのA15 Bionicは、「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」と共通のものとなります。
ストレージ容量は、iPhone 14とiPhone 13が128GB、256GB、512GBの3モデル。iPhone 12は64GB、128GB、256GBの3モデルとなります。なお、iPhoneシリーズでは、搭載メモリの容量が公式で発表されていません。
バッテリー駆動時間は、それぞれ以下の通りです。
iPhone 14:ビデオ再生最大20時間、ビデオストリーミング再生最大16時間、オーディオ再生最大80時間。
iPhone 13:ビデオ再生最大19時間、ビデオストリーミング再生最大15時間、オーディオ再生最大75時間。
iPhone 12:ビデオ再生最大17時間、ビデオストリーミング再生最大11時間、オーディオ再生最大65時間。
世代を追うごとに、徐々にバッテリー持続時間は長くなっていることがわかります。
iPhone 14、iPhone 13、iPhone 12のApple Storeでの販売価格は?
最後に、執筆時点(2022年10月中旬)での、Apple Storeでの販売価格を見ていきましょう。
・iPhone 14
128GBモデル:11万9800円
256GBモデル:13万4800円
512GBモデル:16万4800円
・iPhone 13
128GBモデル:10万7800円
256GBモデル:12万2800円
512GBモデル:15万2800円
・iPhone 12
64GBモデル:9万2800円
128GBモデル:9万9800円
256GBモデル:11万4800円
当然、世代の古い物が安く販売されています。特に、iPhone 12のみ64GBモデルが販売されているので、できるだけ価格を抑えたいという人は注目でしょう。
3モデルの違いは、主に本体質量や搭載チップセット、バッテリー性能といった点に表れているので、価格とのバランスを見ながら、購入端末を検討してみてください。
※データは2022年10月上旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦