小さなとこから気配りパーフェクト!
さて。普通、温浴施設だと更衣室でスッ裸になるもんですが、ホテルのプールサイドですから、当然水着着用。そして混浴だからということでしょうね。水着の上にTシャツやラッシュガードなどを着用しなきゃいけないっていうのが、ここのローカルルール。
正直、水着はともかく、Tシャツ着てサウナってどうなんだろ? と思ってたんですが、その感想は後ほど!!
で、水着&Tシャツでプールサイドに出た時、ワタクシ感動いたしました!!プールの入り口にプールサイド専用のビーチサンダルが用意されてるんですが……。
↑これが魚サン!!もともとは水産関係者用に作られたビーサンで、滑りやすい漁船のデッキの上でも滑ることがないといわれてるサンダル!!オレも釣りの時用に10年近く愛用してますもん
サウナ出た直後って、けっこう注意力とかヘロヘロになってる時って多いじゃない?考えてみりゃプールサイドでツルッといっちゃう可能性もある。でも魚サンならば、バナナの皮がたまたま落ちてて踏んじゃったなんていう、昭和の漫画のようなありえないシチュエーションでもない限り心配皆無。
ビーチサンダルの選定なんて、サウナの本筋とは全然関係ないところだけど、そういう所に細心の気遣いのある施設は、本筋のサウナ部分でも素晴らしいに決まってんじゃん!そう確信しつつ、読者の皆様、本当に前書き的な部分が長くなりお待ちどう様でした。ついにプールサイド到着!
↑これがその全貌です。チェックインした部屋から外眺めたら、なんと眼下にあったんで撮らせていただきました
↑そして全貌写真の左側に位置するテントサウナ建ち並ぶエリア。断熱性に優れていると評判の『MORZH(モルジュ)』のテントサウナに入れば、オレが入った4人用の内部はこんな感じ
↑この写真でサウナマニアを自称するならば絶対に気付いてほしいことがある。まずテントサウナでは珍しく薪ストーブじゃない電気のサウナストーブ(お馴染み、フィンランドの『HARVIA』社製)だってこともありますが、一番大事なことは、床の高さに比べて、サウナストーブが一段低い所にあるんですよね。でもって、こっちの写真も見てほしい
↑テントサウナが一段底上げされた木製のデッキの上に設置されてる。これでテントサウナ最大の弱点といわれてる床の冷たさを克服できる。そしてサウナストーブだけは底上げした床の上じゃなく、一段下のプールサイドの上に置いてあるんですよ
ようするに足先がストーブの上の方の位置にくる。ベンチの座面の上に足を置けば、それこそ足先はストーブよりも上!これは重要なことなんですよね。