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筋肉でNFT?地方創生?マッチョビジネスで話題の企業スマイルアカデミーのユニークな経営戦略

2022.09.26

2013年に福岡で創業した“筋肉の会社”スマイルアカデミー

巷で話題になっているとんでもない写真がある。隆々とした筋肉が意外なシチュエーションで豪快な華のように咲き誇っている写真。パッと見は驚くが、ジワジワと心を揺さぶってきて少々ヤミツキになる。どんな写真か?こんな写真だ。

イイ意味で革新的、正直言うと意味不明。やさしい狂気に満ちている。これらは一体なんなのか?

実はこれ、福岡県福岡市のスマイルアカデミーが運営する「マッスルプラス」提供のマッチョフリー素材。「使う用途ないけど面白い!」とSNSやメディアで話題になり、マニアックなフリー素材だけを次々と全世界に提供している。

なぜその風景に筋肉が在るのか?なぜマッチョ推しなのか?ゾクゾクするほど気になったので、スマイルアカデミー代表のAKIHITOさんにじっくりねっとり話を聞いた。

代表のAKIHITO氏 フリー素材ではモデルも務める

ーーそもそもスマイルアカデミーとはどんな会社なんでしょうか?

「2013年に福岡で創業した“筋肉の会社”です。全国500人以上のマッチョと共にマッチョ専門のキャスティング、イベント企画運営、パーソナルトレーニングジムも展開しております」

「筋肉を通して笑顔の輪を広めるべく『マッスル メイク スマイル』をモットーに活動中!これまで筋肉を活かした数々のイベントを行なってきたんですが『筋肉は世界を救う』と実感しました。今後も筋肉を武器に笑顔の花を咲かせていきたいと思っています!」

気合いが滲み出ている。熱い。胸板同様、あつい。そんな会社が「日常に筋肉をプラス!」というコンセプトの元、マッチョのフリー素材を始めたきっかけとは?

「もともと、弊社で筋肉の企画資料や記事を書く際、自分たちの筋肉写真やマッチョ素材を使っていたのですが、他の会社さんが筋肉の素材を使用したいと思っても中々ないだろうなと思ったんです。実際調べても意外とマッチョ専門のフリー素材は少ない」

「だったら『うちにはたくさん筋肉があるし提供しよう』と半分ノリでスタートしました。しかも、筋肉の素材を羅列するだけでは面白くないので、思わず笑ってしまうようなものや『こんな素材使えないよ!』というマッチョの写真をたくさん提供することに(笑)。『あなたの日常に筋肉でスパイスを』という想いも込めて『マッスルプラス』というサービス名にしました」

ーーぼくも使い方がわからず戸惑ってます…

「ですよね、大半の方は使う用途がないと思います(笑)。ただ、イラストレーターさんや漫画家さんなどは筋肉を描く際にトレースしたり、参考資料として使ってらっしゃるそうです。また、社内のプレゼン資料、YouTubeのサムネ、広告物などに使われる方もいらっしゃいます」

マッチョ写真はこう撮る!本気でやるからこそ魅力的になる  

マッスルプラスには多種多様なマッチョ写真が揃っている。使い方が分からないという謎を抱えてはいるものの、どれも鮮やかで美しい肉体と構図の写真ばかり。撮影にもこだわりがありそうだが。

「マッチョ写真のポイントは3つ。一つ目は【ミスマッチ】。菜の花畑のマッチョ、オフィスのマッチョなど、通常マッチョが裸でいることのない非日常のシチュエーションにこだわっています。撮影も3~6時間かけ、30〜50枚ほど撮影しています。タイトル作りも大事なポイントですね」

「二つ目は【全力で楽しむ】。いい大人が厨二病全開なことを全力でやる。それがいいと思っています。私たちが全力で楽しんでる時ほど面白い写真が撮れます。もちろんポージングも全力!筋肉の見せ方にもこだわり、どういうポーズを取れば見せたい部位が強調されるかも意識しています」

「三つ目は【ストーリーを感じさせる】。これまでバズった『菜の花畑でマッチョをつかまえて』『授業中にこっそりプロテインを渡すマッチョ』などは写真一枚からその環境や前後のストーリーを想像させ、SNSでは勝手に色んな設定を作って二次創作されているものもありました。それぞれの持つ物語を想起させるのがいいのかもしれません」

授業中にこっそりプロテインを渡すマッチョ

ーーちなみにモデルを担当しているのはどういう方々なんでしょうか?

「私たちが運営する『カッコイイ体』でオーディエンスを圧倒的に盛り上げるマッスルパフォーマンス集団『筋肉紳士集団ALLOUT』やそれに付随する『ボディハッカー』のメンバーです。本業はそれぞれトレーナー、会社員、経営者など様々。日々仕事とボディメイクを両立し、自分たちの肉体を通じて社会貢献したいという想いで活動しているメンバーです」

マッチョ写真で地方創生!筋肉で日本全国、日本の伝統を盛り上げたい 

話題になっているマッチョ写真は一見ふざけているようだが、本気でふざけた上で本気で世の中にハッピーを広めようとしている。その一端として、今目指しているのが地方創生。筋肉で日本全国を元気にしたい、その想いがマッチョ写真にも込められている。

「もともと弊社のメンバーから地元・地域に貢献したいという声があり、2019年から『筋肉助っ人プロジェクト』をスタートさせました。地域のお祭りにマッチョを無償で貸し出すというものです」

「神輿の担ぎ手が足りない、若手不足ゆえお祭りが衰退している地域が多いと聞き、そんなお祭りを絶やさないためマッチョが神輿の担ぎ手として盛り上げにいく、お祭り再興の起爆剤にしてほしいと考えて取り組んでいました」

しかし、その想いをコロナが打ち砕く。全国各地の祭りは中止を余儀なくされ「筋肉助っ人」プロジェクトも実施不可能に。そんな時に注目されたのがマッチョ写真だった。

「今度はマッチョ写真と共にその地域の魅力を発信していこうと思ったんです。撮影地や地元の名物をフィーチャーすることで地域PRもできる。これまで福岡県八女市の茶畑、今治タオル、姫路のテーマパーク『太陽公園』などとコラボしたマッチョフリー素材を制作しリリースしています」

ーー今後、筋肉でどのように地方を盛り上げて行きたいですか?

「今年はお祭りも徐々に再開されて、中野駅前盆踊り大会では3年ぶりに『筋肉盆踊り』なども実施することができました。地域のお祭りでも筋肉助っ人プロジェクトを再開しつつ、マッスルプラスコラボも様々な地域で展開していきたいと思います」

「ゆくゆくは市や町とコラボし、マッチョフリー素材で各観光スポットを紹介する『マッスルガイド』なども実施してみたいですね。また、各地域でマッチョガイドをしたり一緒に体づくり体験などその地域のものを活かして『マッスルツーリズム』を創り上げていきたいです」

筋肉はアートだ!世界に一つだけのマッチョ写真をNFTアートに 

昨年末、マッスルプラスは総数1万枚の写真を切り貼りしたモザイクアートを制作。人生を懸けて作り上げてきた筋肉の結晶、生きた芸術をNFTアートとして販売した。

筋肉の会社がNFTアートに参画したそもそものきっかけは何だったのだろうか?

「もともと『筋肉はアート』だという想いがあったんですが、近年盛り上がりを見せるNFTアートがずっと気になっていました。これまで2700枚以上も素材を公開していますが、公開に至っていないボツ写真は2万枚以上。蓄積されたマッチョフリー素材と私たちの筋トレの証として形に残したいと思いデジタルアートを作ることにしたんです」

ーーNFTアートに期待することは?

「NFTはその多くが投資目的のデジタルアートとして認識されていますが、WEBの在り方から私たちの暮らしも大きく変えようとしています。近い将来、NFTは生活と切り離せなくなり国内でも続々新しいマーケットプラットフォームが生まれることでしょう」

「そんなNFTマーケットで今後もマッチョフリー素材の新作を発表していきたいと思っています。正直、売れる売れない関係なく、いつかこの筋肉の結晶に価値を見出す人が現れれば面白いかなと思っています(笑)」

単なるインパクト重視のマッチョ写真だけでなく、筋肉を活かして町を盛り上げ、笑顔を育もうと様々な分野でマッチョな活動を行なっている。今後、筋肉の会社はどこへ向かおうとしているのか?

「以前開催していたリアルイベントもコロナ禍で全てストップ。その中でマッスルプラスなどオンラインで楽しんでいただけるコンテンツやパーソナルトレーニングジムの展開に注力してきたので、これからは是非、生の筋肉を楽しんでいただけるよう『マッスルカフェ』などのイベントを再開していきたいです」

「私は以前から『筋肉人口が増えればGDPは上がる』と言い続けてきました。しかし日本は先進諸国の中でも群を抜いてフィットネス人口が少なく、人口の3%程度と言われています。経済力を向上させるには健康寿命を伸ばすことが不可欠ですし、日頃からの運動と食事管理が大事。それが実現できる未来を目指して色々な角度から筋トレやフィットネスの必要性を発信していきたいと思っています」

筋肉は世界を救う!! by スマイルアカデミー AKIHITO

取材協力
株式会社スマイルアカデミー
https://smile-make-smile.com/

■マッチョフリー素材サイト「マッスルプラス」

■マッスルプラスYouTubeチャンネル「マッスルプラスplus」

■AKIHITOさんTwitter

■AKIHITOさんInstagram

文/太田ポーシャ


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