嘘をつくのはむろん良くない。しかし、人生がかかった場面では致し方ない場合もある。就職活動がまさにそれ。「嘘も方便」と割り切って、自己PRや学生時代に頑張ったエピソードを盛りに盛って話し、内定を勝ち取ったという人もいることだろう。
Job総研はこのほど、社会人3年以内の男女191人を対象にした「就活の嘘に関する実態調査」の結果を発表した。
面接やESで嘘をついたことのある人は38.7%
「面接やESで学生時代の経験の嘘をついたことがあるか」と質問したところ、「ない」が61.3%、「ある」が38.7%という結果になった。男女別に見ると、男性が34.5%、女性が46.6%と女性のほうが嘘をついていることがわかった。
面接やESでついた嘘の内容について聞いたところ、「第一志望だと偽って答えた」が48.6%と最多になった。以下、「『学生時代に力を入れたこと』を盛って話した」が27.0%、「全く経験のないことを自己PRで伝えた」が10.8%と続いた。
「面接官は嘘の内容に興味を示したか」と聞いたところ、「とてもそう思う」が18.9%、「そう思う」が47.3%となり、66.2%が「興味を示した」と回答した。
「嘘の内容で内定をもらったことがあるか」と質問したところ、「はい」が83.8%に達した。また、「嘘の内容で面接官は自分を評価したと思うか」と尋ねたところ、「評価していた」と回答した人は73.0%に及んだ。
集結の嘘に関して自由回答形式でコメントを求めたところ、以下のような声が寄せられた。
<調査概要>
出典元:Job総研
構成/こじへい