どうやって固定資産税をクレジットカードで支払うの? コンビニでもできる?
固定資産税はクレジットカードでどのようにして支払うのでしょうか? 同じく東京都23区内を例に確認してみます。
固定資産税を各自治体のWebサイト経由で納付
固定資産税のクレジットカード払いは、各自治体のWebサイト経由が基本となります。東京23区内の場合は「都税クレジットカードお支払サイト」から手続きします。
【参考】都税クレジットカードお支払サイト
コンビニや金融機関などの窓口で固定資産税はクレジットカード納付できる?
残念ながら、コンビニや金融機関などの窓口で納付書を使い、クレジットカード決済はできません。
固定資産税をクレジットカードで支払う時に注意したいこと
ここまで、固定資産税とクレジットカード納付について確認してきました。実際にクレジットカード納付する時に注意したいことがありますので、事前に確認しておきましょう。
クレジットカード納付に未対応の自治体がある
対応する自治体が増えているとはいえ、未対応の自治体もあります。各自治体のホームページから確認してください。
クレジットカード納付に決済利用料がかかる
前述のように支払い期間に猶予ができる、クレジット会社などのシステムを利用するといった事情から、固定資産税をクレジットカードで支払う時には納税者の公平性を鑑みて、決済手数料がかかる場合があります。
例えば東京都(23区)では、固定資産税のクレジットカード支払い1件あたりの決済手数料が決まっています。
税額1〜1万円:決済手数料73円(消費税込80円)
税額1万1円〜2万円:決済手数料146円(消費税込160円)
税額2万1円〜3万円:決済手数料219円(消費税込240円)
税額3万1円〜4万円:決済手数料292円(消費税込321円)
税額4万1円〜5万円:決済手数料365円(消費税込401円)
以降、税額が1万円増えるごとに、決済手数料が73円(消費税別)加算されます。さらに、分割やリボ払いを選択した場合、カード会社規定により別途、手数料が発生する場合があるのでご注意ください。
【参考】都税クレジットカードお支払サイト
領収証と納税証明書の発行は事前にチェック
固定資産税の納付をクレジットカード支払いにした場合、原則的に各自治体は領収書を発行しません。また、納税証明書の発行には時間がかかることがありますのでご注意ください。
※データは2022年8月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
※本記事はカードの利用を推奨する目的はありません。あくまで自己責任にてお願いします。
文/中馬幹弘