■連載/カーツさとうの週刊★秘境酒場開拓団
(写真はイメージです。本文とは関係ありません)
オヤジナリティー ★★
家計貢献度 ★
エルドラ度 ★
コロナ対策度 ★★
川崎駅の駅ビルに立ち呑みができる店があるという話を聞いた。
川崎をよく知らない皆様……まぁ“川崎をよく知らない皆様イコール全人類ほとんど”なんですが、そんな全人類ほとんどの皆様にとって、川崎のイメージって、ハイソって感じではないでしょ?正直なとこ。まぁ、全人類まで話を広げると、イメージ以前に川崎を知らない人がほとんどなんですが、それはともかく!
ノーハイソ・イコール…庶民派の街・川崎ですんで、駅ビルに立ち呑みという庶民派の店があっても、たいていの人はさもありなんでしょう。
しかし実際は川崎はオシャレですからね、くどくど書かないけど。当然駅ビルも洒落てんですよ。ですんで、洒落たバールみたいなスタンディングでワイン呑めますなんて店ならわかるけど、どうやら日本酒の立ち呑みらしい。じゃどんな店だ?ってことで行ってきた。
行ってみてすぐに納得。この『Fや(仮名)』というお店自体は、北陸と信越の酒や食品を集めたセレクトショップ。で、その一角に北陸と信越の日本酒を立ち呑みできるスペースがある、と。ま、シュッとした駅ビルにあってもおかしくないお店ですよ。
で、この店のウリがお猪口一杯分の酒が注がれる日本酒自動販売機。お猪口をセットして200円入れると、お猪口に日本酒が注がれる。
昔、これと似たような日本酒自販機を越後湯沢の駅で見たことあったけど、機械の形はちょっと違ってるんで、まぁ別の会社がやってるんでしょう。規模も越後湯沢は、広いスペースに日本酒が呑める自販機(一台は小さい)が大規模ガチャポンセンターみたいにズラーッと百台くらい蜂の巣のように並んでた。
対してこちらはスペースも広くないんで、自販機で呑めるお酒は10種ほど。まぁそれはどうでもいい。とりあえず一杯『宗玄 黒峰』というのを呑んでみる。で!!呑む時になって今頃気付いた。
一杯のお猪口がずいぶんと小さいね、こりゃまたどうも!お猪口の底に蛇の目が描いてある、いわゆる利き猪口なんだけど、3勺(54ml)のヤツかなァ。そこに8分目くらい注がれるんで、まぁ、本当に一口でお終いですよ。わかりやすくいうと、日本酒一口200円!
これは立ち呑みにしては、昨今の物価高を鑑みても、壮絶にお高い!!
さらに!!