会社組織において、仕事上のミスやトラブルは必ず発生する。その際、時として問題を起こした社員を叱責することも本人の成長のためには必要であるという考えもあるわけだが、実際のところ、イマドキの若手社員はどれくらい怒られた経験があるのだろうか?
アスマークはこのほど、全国の会社員男女350名を対象に実施した「叱責」に関する実態調査の結果を発表した。
女性よりも男性のほうが叱られた経験は多い
上司に叱られた経験の有無について尋ねると、女性よりも男性のほうが叱られた経験はやや多い傾向にあることがわかった。特に20代女性は「叱られたことがない」が17%、「叱られたことがあまりない」が48%で、叱られた経験が少ない人の合計が65%となった。
また、中間管理職の30代では「よくある」「時々ある」の合計が男性62%、女性58%と多数派を占めていた。
Q.あなたは上司に叱られた経験はありますか。
「自分の成長のためには叱られることも必要か」との問いには、20代の一般社員よりも30代の管理職のほうが肯定的な意見が多く見られた。社会人歴の長い30代のほうが、成長を実感した機会が多いのかもしれない。
さらに、30代女性は叱られることも必要と思う人が、「そう思う」「ややそう思う」の合計が68%に達しており、多数派を占めていた。
Q.自分の成長のためには、叱られることも必要だと思いますか。
<調査概要>
調査対象者:全国の会社員男女(契約社員/派遣社員含む)
回答数:350サンプル
調査期間: 2022年6月21日~6月28日
割付:【一般社員】男女20代【中間管理職】男女30代各100ss(女性は集まった分)
調査方法:インターネット調査調査実施: Humap(株式会社アスマーク)
出典元:株式会社アスマーク
構成/こじへい