100円ショップのアイテムだけで指先を使って感覚を養う知育玩具「Busy Board」を作ってみた
2022.07.27PR■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪
我が家にはまだ0歳の赤ちゃんがいるのだが、生後6か月を過ぎると色んなものに興味を示すようになるので、親としても色んな刺激を与えてあげたいと思っている。
先日、子育て関連施設を訪れたところ、初めて『Busy Board』というものに出会い、これが我が家の赤ちゃんも大変気に入った様子。
調べてみるとこれは自作することができるものということを知り、早速作ってみたので今回はその過程も交えて『Busy Board』について紹介しようと思う。
『Busy Board』とは?
『Busy Board』を一言で表現するなら「色々ごちゃごちゃパーツがくっついた(Busyな)板」ということになるだろう。
用途は子どもが指先を使って様々な感覚を養うための知育玩具となっており、およそ0歳から3歳くらいまでは対象年齢と考えられているようだ。
既製品が多く存在する一方、海外などでは自作されているケースも多く、Webで検索すると様々な事例を見ることができるので面白い。
板にくっついているパーツも多様で、一例を挙げるとファスナーだったり、鈴だったり、水道の蛇口であったりする。
要は子どもが関心を持つものならなんでもありということで、自作する側としては自分の子どもが何に関心を持つか色々と予想しながらパーツ選びをするのはなかなか楽しい作業になると思う。
自作『Busy Board』の材料選び
今回『Busy Board』を自作するにあたっては低価格で押さえようと考えていたので、最初から材料の調達は100円ショップにある商品だけで済ませようと考えていた。
ちなみに今回私が利用したのは渋谷にある「DASIO マークシティ店」である。ここは東京にあるDAISOの中でも大型店の部類に入り、ここでならおよそ目ぼしい商品は手に入ると考えたからである。
ここからは実際に選んだ商品の一部とその理由を述べていこう。
◆デザインボード
『Busy Board』を自作するにあたって欠かせないアイテムが2つあると思っていて、その1つがこのデザインボードである。なお今回購入した商品の中で唯一の200円商品である。
ご覧のように木製のボードであり、予め穴が開いていることから「有孔ボード」とも言われるアイテム。こちらを土台にして『Busy Board』を作成していく。
◆結束バンド
『Busy Board』を自作するにあたって欠かせないアイテムの2つ目がこちらの結束バンドである。
先ほどのデザインボードにパーツを取り付けるにあたってはこの結束バンドを使用することでしっかりと固定することができる。
子どもは小さいうちから思いのほか手の力は強力で、ボードから引き剥がした小さなパーツを口にいれて飲み込んでしまっては大変なのでこの結束バンドの存在は重要だ。
なお、購入の際は先ほどのデザインボードの穴の大きさを通る結束バンドを選択することが大事である。
◆ワンタッチベル
自転車用品コーナーで見つけた商品。赤ちゃんはなんと言っても音の鳴るものが大好きである。
これなら絶対気に入るだろうと思い選択した。実際に使用してみると赤ちゃんの手の平に納まるサイズ感が掴みやすくて良かった様子
◆自転車キーホルダー
正直、大人の自分がまず購入することがないだろうと思っていた商品である。
ところが、『Busy Board』を自作するにあたってこれは間違いない商品だと思って思わず手に取ってしまった。
音が鳴る点は先ほどのワンタッチベルと同様に選択した理由だが、この鮮やかな色と特に光を反射する点が赤ちゃんの興味を惹くだろうと思い購入した。
◆スプリングストラップ&スプリングポニー
こちらも大人の男性である自分がまず縁のないだろうと思っていた商品たちである。
一方で、赤ちゃんの視点からするとこれほど気に入るアイテムはないようで、子育て関連施設で目にした『Busy Board』のパーツの中で我が家の赤ちゃんが最も執着していたのがこれらのアイテムであった。
赤ちゃんを観察していると、とにかく紐状のものが好きなようでぶら下がっているものは何でも掴んでくる。
これらのスプリング系のアイテムはそうした特徴に加えて引っ張ると戻ろうとする力が掛かるので、その感覚が赤ちゃんにとっては面白いみたいである。
◆プリント電卓
赤ちゃんはボタンも好きである。
そうしたことから今回はこちらの電卓もパーツの1つとして選択した。製作した後から後悔したこととしては、電卓よりもキッチンタイマーにすれば良かったと思っている。
電卓の場合、確かにボタンの感触を楽しむことはできるが音などの反応が返ってこない。
一方、キッチンタイマーであればボタンを押すごとに電子音が鳴るのでそちらの方が楽しんでもらえたのに、と残念に思っている。
◆ウエットシートのフタ
『Busy Board』を自作するにあたって考えるべきことは赤ちゃんが達成感を覚えられるパーツを含めることである。その点、ボタンを押したらフタがあくこうした商品は格好の対象になる。
残念ながら生後7か月程度の我が家の赤ちゃんにとって自らボタンを押して蓋を開けるのはまだ難しい様子で、今は蓋を開けた状態でパタパタするフタを触らせて遊ばせている。
自作『Busy Board』の出来栄えと感想
ここまで紹介してきた材料を使用して完成させた自作『Busy Board』の姿がこちらである。いかがだろうか?個人的にはなかなかの出来栄えだと思っている。
ちなみに各々のパーツは結束バンドか強力両面テープでボードに固定しているが、誤飲する心配のない大きいパーツの中にはマジックテープで固定しているものもある。
マジックテープで貼り付けることで剥がす感覚も楽しんでもらうことを期待している。
肝心の赤ちゃんの反応も良好で、熱中するあまり涎を垂らしながら遊んでくれていたのは親として大変嬉しい光景であった。
その一方で、全く関心を示さないパーツなどもあったので、今回作成したのはあくまでバージョン1ということにして、今後も新しいパーツと入れ替えながらこの『Busy Board』も成長させていきたいと思っている。
子どもの喜ぶ姿を想像しながら、どのパーツを付けようかとアイテム選びをする時間は思いのほか楽しいものだと思う。
次の休みの日には自作『Busy Board』の製作に取り掛かってみてはいかがだろうか。
text/Wataru KOUCHI
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