超プレミアムな個室「コックピットスイート」
最初に紹介するのは超プレミアムな個室「コックピットスイート」。都内から日光方面へ向かう場合、最後尾に当たる車両に設置された1列車に1室しかない贅沢な空間だ。
一度に最大7名までが利用できる個室は、1両の4分の1ほどを使用した豪華な空間。座席はソファーで、窓の外に広がる景色を存分に楽しめるよう、一般的な鉄道の座席より低いものを使用している。個室内のソファーを好きな位置に持って行けるのも大きな特徴だ。
「列車は、急停止することもあるので、シートを固定するのが一般的。ですがこちらの個室には急停止しても大丈夫なように工夫した安全性の高いソファーを使います」
1号車は「コックピットラウンジ」
続いては1号車の「コックピットラウンジ」。
「ホテルのラウンジをイメージした空間。1人席、2人席、4人席の3タイプを用意しました。コックピットラウンジの後方にはカフェカウンターがあるので、お飲み物や軽食をたのんで、日光までの時間をのんびり楽しんでください」
1人席は運転席のすぐ後ろ、かぶりつきの位置に2席だけ設定。鉄道ファンに人気のシートとなりそうだ。
3つめのシートは6号車の「コンパートメント」
「スペーシアといえば個室車両コンパートメント。その名前を受け継ぐ車両なので、この個室は欠かせません」
個室内はこれまでの対面式のシートから、コの字型のソファーに変更。テーブルも折りたたみ式のものを採用し、ユーザーが自由にアレンジできるプライベートな空間となった。