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高価格帯シャンプーの使用率が高い都道府県TOP3、3位愛知、2位長野、1位は?

2022.07.04

ヘアケアのベースとなるシャンプーやトリートメント。髪を清潔に保つため、欠かせないアイテムだが、多くの人はどのように選んでいるのだろうか。

アデランスはこのほど、47都道府県各104人(20~60代の男女計4888人)を対象に、シャンプーに関する意識調査実施。その結果を発表した。

使っているシャンプーの価格は「1千円未満」が60%超

使用しているシャンプーの価格帯について尋ねたところ、全体では「1千円未満」と回答した人が66.3%で、6割以上を占める結果となった。次いで「1千円以上~2千円未満」が21.3%、「2千円以上~3千円未満」が5.4%と続いた。

これを男女別で見ると、女性は「1千円未満」と回答した割合が男性よりも低く、シャンプーにかける金額が高い傾向が分かる。特に2千円以上の選択肢を回答した人の合計の割合は13.8%に上った。

島根県民は高価格帯シャンプーの使用率が高い傾向に

上記の質問において、47都道府県別の結果を見てみると、「1千円未満」と回答した人の割合が高かったのは宮城県と沖縄県という結果に。どちらの県も77.9%と約8割近い人が「1千円未満」と回答しており、シャンプーへの節約意識が高い傾向が見られる。

一方、「2千円以上~3千円未満」~「4千円以上」の選択肢を回答した人の合計割合が高かった高級志向な県を見てみると、1位は島根県で23.0%という結果になり、2割以上の人が2千円以上のシャンプーを使用していることが分かった。次いで、長野県(18.3%)、愛知県(18.2%)が続く結果となっている。

女性の約2割がシャンプーの購入価格が5年前より「高くなった」

購入しているシャンプーについて、5年前と価格に変化があったか尋ねたところ、全体では約8割の人が「変わらない」(81.7%)と答えた一方で、「高くなった」と回答した人も13.2%と、一定数の割合がいることが分かった。

特に女性は「高くなった」と回答した人の割合が18.7%と、2割弱に上る。また、「高くなった」と回答した人に、実際に上がった金額を尋ねたところ、全体平均で「936.4円」(n=643)、女性は「946.7円」、男性は「912.5円」となり、1千円近く高くなっていることが分かる。

シャンプーの購入価格が上がったきっかけ「薄毛や頭皮が気になった」

上記の質問において、「高くなった」と回答した人にそのきっかけを尋ねたところ、全体では「薄毛や頭皮が気になるようになったから」が28.5%でトップに。この傾向は特に男性の方が高く、48.1%と女性よりも約30%近い差がつく結果となった。
続いて、「口コミをみて良さそうだったから」が25.3%で2位に。

3位には「オーガニックや天然由来のものを選ぶようになったから」(22.4%)が入り、比較的、価格帯の高いオーガニック系のシャンプーを選ぶ人も、5年前と比べて増えてきているようだ。特に女性の方が、その傾向が強く表れており、男性の15.0%と比べ、10%以上も高い25.4%という結果になった。

シャンプー選び、男性はブランド・メーカーを重視する傾向も

シャンプーを選ぶ基準について、最も重視するポイントを尋ねたところ、全体では「価格」が27.6%でトップに。次いで「洗い上がり感」(19.0%)、「ダメージケア/エイジングケアなどの効能」(15.7%)が続いた。

この回答を男女別に見ると、女性では「価格」(23.4%)よりも「洗い上がり感」(24.6%)が最も高い結果となった。また、「ダメージケア/エイジングケアなどの効能」(19.8%)も高い割合となったことから、女性はシャンプーを価格だけでなく仕上がりや効能も重視する傾向があることがうかがえる。

一方、男性は「価格」が31.7%と約3割に上る結果に。次いで、「ブランド/メーカー」(16.4%)が2位となり、女性が仕上がりや効果を重視する傾向にあるのに比べ、男性は価格やブランドなどを重視することが分った。

また、重視するポイントとして回答率の高かった「価格」「洗い上がり感」「ダメージケア/エイジングケアなどの効能」の項目について、47都道府県別に結果をランキング化したところ、「価格」の割合が最も高かったのは埼玉県、静岡県で36.5%と、全体平均よりも約9%高い結果に。

続いて、2位となった「洗い上がり感」では、26.9%で栃木県と千葉県がトップとなった。神奈川県(23.1%)も4位に入っていることから、関東エリアの県が上位にランクイン。

最後に「ダメージケア/エイジングケアなどの効能」では、青森県、石川県、高知県が21.2%でトップとなった。

シャンプーは“家族で共有”から“マイシャンプー化”へ

家庭内でのシャンプーの使い分けについて尋ねたところ、「家族全員で同じシャンプーを使っている」と回答した人は30.6%で全体の約3割にとどまる結果となった。

対して「自分専用のシャンプーを使っている」が31.4%でトップとなり、「家族それぞれ別のシャンプーを使っている」と回答した人も26.9%となったことから、同じ家庭内でもそれぞれ別々のシャンプーを使っている傾向が高いことが明らかになった。

前述のシャンプーを選ぶポイントからもわかるように、性別によってもシャンプーに求めるものは異なり、家庭内でも一人ひとりシャンプーに求めるニーズは異なる。近年、スカルプシャンプーやオーガニックシャンプーなど、商品の種類や価格帯も豊富になってきており、バリエーションが充実したことで、家庭内で異なるシャンプーニーズにも応えられるようになり、“マイシャンプー化”が進んでいると考えられる。

“マイシャンプー化”傾向が最も強いのは秋田県民

上記の質問において、47都道府県別の結果を見てみると、「家族全員で同じシャンプーを使っている」と回答した割合の高い“家族で共有”派となったのは、42.3%で佐賀県だった。次いで2位が静岡県(40.4%)、3位に岐阜県、三重県(39.4%)が続く。

一方、「家族それぞれ別のシャンプーを使っている」「自分専用のシャンプーを使っている」と回答した方の合計割合が高い、“マイシャンプー化”傾向が強かった県は、72.1%で秋田県となった。秋田では、約7割以上の人が、シャンプーを使い分けていることが明らかとなった。

シャンプーに求める付加価値、ダメージケア? それとも泡立ち?

シャンプーに求める付加価値を尋ねたところ、全体では「ダメージケア」(42.2%)がトップとなり、次いで「洗髪(シャンプー)中の泡立ちの良さ」(34.4%)、「洗髪(シャンプー)後の手触り」(32.7%)という結果に。

この回答を男女別に見ると、女性は6割近い人が「ダメージケア」(57.5%)と回答。続いて、「洗髪(シャンプー)後の手触り」(41.9%)、「ツヤが出る」(41.6%)と回答した人の割合が多い結果となった。

一方、男性は「洗髪(シャンプー)中の泡立ちの良さ」が35.4%で最も高い結果となりました。また、「育毛/スカルプケア」と回答した割合が28.6%で、女性の11.5%と比較すると、15%以上も高い結果となった。

【調査概要】
調査名:シャンプーに関する意識調査
調査対象:全国の20~60代の男女4888名(有効回答数)
全国47都道府県 各104名(女性52名、男性52名ずつ)
調査期間:2022年1月31日(月)~2月2日(水) 3日間
調査方法:インターネットアンケート
調査委託先:株式会社マクロミル

※地域区分について
北海道(北海道)
東北地方(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)
中部地方(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)
近畿地方(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)
四国地方(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
九州沖縄地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
※本調査結果では、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある

出典元:株式会社アデランス

構成/オニザワミカ

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