会社員にとって職場でのストレスはつきもの。では、どんな理由からストレスを溜め込む人が多く、またどのようにストレスを発散させているのだろうか?
キャリアバイブルはこのほど、役員もしくは従業員として会社勤めをする全国の男女1185人を対象とした「職場でのストレスに関するアンケート調査」の結果を発表した。
会社員の26.5%が「かなりストレスが溜まっている」
職場でのストレスについて質問したところ、「かなり溜まっている」が26.5%、「少し溜まっている」が51%と、合わせて77.5%の人が少なからず職場でのストレスがあると判明した。
ストレスが溜まっていると回答した人に、職場でのストレスの一番の原因は何か尋ねたところ、「給与や待遇が悪い」が23%で最多となった。以降、「仕事量の多さ」(21.1%)、「上司との人間関係」(16.8%)、「同僚との人間関係」(15.3%)と続いた。
もっとも多かった「給与や待遇が悪い」と答えた人からは、以下のようなコメントが寄せられている。
・営業スタイルで、ノルマ達成した分だけ給与に反映されるシステムのため(30代・女性)
・仕事の内容の割に給与が低く、やる気につながらない。(50代・男性)
・同年代の平均給与と比較して、格段に少ない(50代・男性)
・不景気で一時的だと言っていた減給が、景気が回復しても元に戻してもらえない。(60代・男性)
ストレスが溜まっていると回答した人を対象にストレスの発散はできているかと尋ねたところ、48.1%が「できている」と回答した。
ストレス発散方法を自由回答形式で尋ねた結果、次のようなコメントが寄せられた。
・カラオケは毎週。フットサルは月1~2回で発散。(40代・男性)
・おうちで好きなものを食べて飲んでだらだらする(50代・女性)
・ペットと遊んだり可愛がったりする。ゲームをしたり漫画を読んだりする。(40代・女性)
・休みの日に時間を作ってウォーキングに行ったり、好きな音楽を聴いたりして気分転換を図っている(50代・男性)
・ゴルフの打ちっぱなしで思いっきり振り回す。(50代・男性)
<調査概要>
調査期間:2022年5月14日 ~ 2022年5月17日
集計対象人数:1185人
集計対象:現在会社に「役員」もしくは「従業員」として勤めている全国の男女
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合がある。
出典元:株式会社NEXER
構成/こじへい