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面接官に聞いたWEB面接の一発アウトな人たち

2022.05.11

NEXERが運営する『キャリアバイブル』は、「仕事の満足度を高めて人生を豊かにする」をテーマに、人生の30パーセントの時間を費やす“仕事”の満足度を高めて自分らしい理想のライフスタイルを実現するための転職・働き方・キャリア構築などの知識を発信している。コロナ禍での転職活動経験がある人にはウェブ面接(オンライン面接)をしたことがある人も多いはず。初めての場合は慣れていないことも多く、オンラインならではの失敗もありがちだ。そこで『キャリアバイブル』は、転職志望者としてウェブ面接(オンライン面接)を受けたことがある全国の男女202名、面接官として転職志望者のウェブ面接(オンライン面接)をしたことがある全国の男女86名に「ウェブ面接」についてアンケートを実施。質問など調査概要は次の通り。

34.2パーセントがウェブ面接で大きな失敗をしたことがある

転職志望者としてウェブ面接を受けたことがある人に、ウェブ面接時に大きな失敗をしてしまったことがあるか質問すると34.2パーセントが「大きな失敗をしてしまったことがある」と回答。どのような失敗をしてしまったかについては次の通り。

●通信に関する失敗

接続が切れて担当者を十分以上待たせた(30代・男性)
通信制限で面接できなかった(40代・女性)
回線が途中で切れた事があります。(40代・男性)
オンラインにつながるのにてこずった(50代・男性)
接続がうまくできなくて、少し面接に遅れた(50代・男性)
回線が切れて、復旧に時間がかかった(50代・男性)
ポケットWi-Fiの充電が切れてしまった。(50代・男性)
ネットに接続する方法がわからず、面接が受けられなかった(50代・男性)

多くあったのは「通信に関する失敗」。接続が切れて担当者を十分以上待たせた、ネットに接続する方法が分からずに面接が受けられなかったなど、ウェブ面接の経験がなく慣れていない人も多いと思うが、事前に準備を整えることで防げる失敗もありそうだ。

●カメラに関する失敗

カメラ不具合(20代・男性)
対面の場合は相手の目を見ないといけないのですが、ウェブの場合はPCのカメラの先にいるので、カメラを見ないといけないのに、つい相手の顔を見てしまった。(20代・女性)
カメラに近づきすぎた。(30代・女性)
自分の思いを伝えたいがあまり、前のめりになりすぎて、自分の顔がドアップになってしまった。(30代・男性)
カメラが気になり、目線が定まらない。聞こえているか、見えているか、不安になった。光の影響により髪の色が茶色にみられた。(50代・男性)

「カメラに関する失敗」では、カメラを見ないといけないのに相手の顔を見てしまった、自分の思いを伝えたいがあまり前のめりになりすぎて自分の顔がドアップになってしまったなどの理由があった。画面の相手の顔を見てしまうとカメラを見られない、反対にカメラを見ていると相手の顔が見られないので、慣れるまではどこを見ればよいのか戸惑ってしまう人も多いようだ。

●コミュニケーションに関する失敗

音がはっきり聞こえず、コミュニケーションが困難です。(30代・男性)
実際に対面して会うのとは違うので、話す、挨拶、考えて話すなどの流れから生まれる順番などのタイミングが取りにくく、一瞬の空白がどうしても所々で出てしまうので、ひとつは慣れもあると思いますが、意思疎通が取りにくく、一瞬相手方に対し、失礼な態度に見えてしまったことがありました。(70代・男性)
いろいろな企業を受けていた時なので、考えていた通りの回答がドンピシャの回答ができなかった事がありました。(70代・男性)
音声がうまく聞き取れず、ちぐはぐなやりとりになってしまった(30代・男性)
ウェブ面接だったので、自分の意思をうまく伝えられなかった(50代・男性)

「コミュニケーションに関する失敗」では、音声がうまく聞き取れずにちぐはぐなやりとりになってしまった、音がはっきり聞こえずコミュニケーションが困難などあった。ウェブ面接では音が途切れてしまったり、聞こえにくくなってしまったりなどもありがち。そのせいで自分の意思をしっかりと伝えられないと、もどかしい気持ちにもなってしまいそうだ。

●自宅での面接に関する失敗

背景に干してある洗濯物が映った(40代・男性)
部屋を掃除してなかった(50代・男性)
服装を軽んじた(20代・男性)
子供の声が入ってしまったこと(40代・男性)
スーツを着るのを忘れた(30代・男性)
画面の背景に余分なものが映り込んだ。(70代・男性)
画面の後ろで子供が覗き込んだ(60代・男性)

「自宅での面接に関する失敗」では、スーツを着るのを忘れた、画面の後ろで子供がのぞき込んだなどがあった。ウェブ面接は自宅で受ける人も多いと思うが、そのせいで気が緩んでスーツに着替え忘れてしまったという人もいたようだ。子供がいる場合は、なるべく離れた部屋で面接を受けるようにするなど対策もできるかもしれないが、家庭によって事情もあるので、ある程度は仕方のないことかもしれない。

53.5パーセントがウェブ面接をした中で「一発アウト」と思うような志望者が来たことがある

続いて面接官として転職志望者のウェブ面接をしたことがある人に、今までウェブ面接をした中で「一発アウト」と思うような志望者が来たことがあるかを聞いたら、53.5パーセントが「一発アウト」と思うような志望者が来たことがあると回答。主な理由は次の通り。

●「一発アウト」と思った理由

顔出ししない志望者。(60代・男性)
服装がカジュアル過ぎてアウト!(60代・男性)
外の音がうるさく、カメラも下からアングルでこちら側を上から見下ろしているようだった(40代・男性)
サングラスをかけていて顔が見えない(40代・女性)
時間になっても来なくて、『zoom』の使い方がわからなかったと言っていた。それなら電話してくるとかできないのかな?と思ってしまった。(40代・女性)
タバコを吸いながら面接を受けていた(40代・男性)
Tシャツで面接(50代・女性)
相手側の周囲の状況に気を取られて、こちらの話を聞いていない。(60代・男性)

タバコを吸いながら面接を受けていた人やサングラスをかけていて顔が見えないなど、「そんな人が本当にいる!?」と思うようなコメントもあったが、実際に経験された人もいるようだ。ウェブ面接(オンライン面接)に関する調査を受けて、転職志望者としてウェブ面接を受けたことがある人の34.2パーセントが大きな失敗をしたことがあると回答。その多くは、接続が上手くできなかったなどの「通信に関する失敗」で、そのせいで面接を受けられなかった人もいたようだ。そうならないためにも事前に知り合いなどに頼んでテストしてみるなど準備しておくと良いかも知れない。

引用元:キャリアバイブル
運営元:NEXER

「ウェブ面接での失敗に関するアンケート」調査概要

調査期間:2022年3月19日~2022年3月22日
質問内容:
質問1:ウェブ面接(オンライン面接)時に、大きな失敗をしてしまったことがありますか?
質問2:それはどのような失敗でしたか?
質問3:今までウェブ面接(オンライン面接)をした中で「一発アウト」と思うような志望者が来たことがありますか?
質問4:なぜ「一発アウト」と思ったか教えてください。
集計対象人数:288人
集計対象:転職志望者としてウェブ面接(オンライン面接)を受けたことがある全国の男女、面接官として転職志望者のウェブ面接(オンライン面接)をしたことがある全国の男女
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100パーセントにならない場合があります。
https://nexer.co.jp/career-bible/27357

構成/KUMU

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