映え撮SPOT
東京のシンボルともいえるレトロな駅舎。新丸ビル7階のテラスから、その全貌を捉えることができる。
八重洲・丸の内
西へ東へと数々の路線が乗り入れる巨大ターミナル・東京駅。その周辺は、ここ数年大規模な再開発の真っただ中。新たな複合ビルから昔ながらの建造物を利用した注目店まで、進化する東京の今を感じるなら、迷わずこのエリアへ。
スタイリスト・坂本がガイド!
出版社勤務を経て独立。現在はスタイリング、編集・執筆業と幅広い分野で活躍する。八重洲・丸の内は、会社員時代からなじみのある街。
食・文化・芸術……発展し続ける東京を感じる
鉄道網の要として、ビジネスの中枢として、常に日本の先端を行く東京駅周辺。東側の八重洲と西側の丸の内ともに、近年の再開発で新名所が次々と登場しています。
まずは、4月末オープン、様々な食文化が集結する『グランスタ八重北』で腹ごしらえをして、『TOKYO TORCH 常盤橋タワー』へ。ここは都会のオアシスのような気持ちの良いテラスや庭園があるので、ひと休みにぴったり。そして丸の内側に歩みを進めると、複合ビル『丸の内テラス』に出会えます。ダーツやカラオケといったアミューズメント要素を取り込んだ新発想レストランに立ち寄り、その後、八重洲側に移動して『アーティゾン美術館』で芸術に触れる。これが最新のおすすめコースです。
さらに、このエリアを訪れたなら、ぜひ足を延ばしたいのが兜町。証券会社が立ち並ぶ金融の街としてのイメージが強いですが、ここ数年でデザイナーズホテルや注目のカフェ、レストランが続々誕生。古き良き建物を生かしつつ、新たな文化を創生する街の姿は、新しいビル群が林立する東京駅周辺とはまた雰囲気が違って、路地裏散歩気分での歩活が楽しめますよ。
グランスタ八重北
八重洲北口の飲食店街がこの春リニューアル
JR東京駅構内、八重洲北口の改札外に位置。地下1階「黒塀横丁」、1階「八重北食堂」、2階「北町酒場」の3フロアからなるグルメタウンとして、4月27日、13ショップが先行オープン。創業90年超の老舗『うなぎ四代目菊川』や東京・神田の人気店『ビストロ石川亭』などが東京駅初出店の注目ショップ。
[TEL]050・3354・0710 [住]東京都千代田区丸の内1-9-1 [営]11:00〜23:00 ※一部ショップは異なる [休]無休
果実園リベール
新鮮な果物を使ったデザートから食事メニューまでが揃う人気店。毎朝市場で仕入れるフレッシュなイチゴを使ったストロベリーパフェ(2100円)は必食!
dancyu食堂
雑誌『dancyu』が初プロデュース。「毎日食べたい定食」をコンセプトに、豚生姜焼き定食(1480円)など、こだわりのメニューを展開。
〈寄り道スポット〉〝まるでNY〟な街並み!
見上げるほどのビル群に囲まれる丸の内。マンハッタンを彷彿とさせる雰囲気に、しばしNY旅行気分!?
TOKYO TORCH 常盤橋タワー
2021年7月、東京駅日本橋口に新たなシンボルが誕生
地下1〜3階はレストランなどの商業ゾーン「TOKYO TORCH Terrace」、高層階はオフィスが入居。1〜2階飲食店はすべてテラスに面する心地よい空間で、隣には約7000㎡の広場「TOKYO TORCH Park」が広がる。日本全国とつながるイベントも開催。
[TEL]03・5218・5100(丸の内コールセンター) [住]東京都千代田区大手町2-6-4 [営]店舗による異なる [休]不定休
毎週金・日開催の「TOKYO TORCH market」。GW期間中は5月6日に開催予定。旬の食材を生産者が直接届ける。
新潟県小千谷市との協業による「錦鯉が泳ぐ池」が設置された庭園。小千谷市の環境音が流れる空間演出も見もの。
TOFFEEtokyo
豆腐や豆乳を使用したヘルシーメニューを看板とする九州発のカフェが初上陸。ジェラートなど、東京でしか味わえない限定ものも。