お風呂掃除。仕事に疲れたときにやりたくない家事ナンバーワン(筆者調べ)です。しかし台所やトイレ同様、すぐ汚れてしまう場所でもあります。その上水場でもあるので、カビや水垢など、独特な汚れが溜まります。きれいにしておきたいのはやまやまですが…。
なので、やりたくないと言ってもやらないわけにはいかない!と言うことで、なんとか少しでも楽になってほしい一心で、大変なお風呂掃除を助けてくれる100均グッズを買い込み、その実力をチェックしてみました。今回はすべて「Can★Do」(キャンドゥ)で購入しております。
鏡のウロコ取りはどれも効果抜群
我が家のお風呂場は古いので、鏡のウロコ問題が深刻です。と言うことで、まずはウロコ取りクリーナーを店内にあった3種類、全て買いました。
こびりつきを取る「ダイヤモンドパフ」、「凄腕くんクエン酸ダイヤモンドウロコ取り」そしてキャンドゥオリジナルの「ダイヤモンドパフ ハード」です。
使い方は水で濡らして使うだけ。鏡以外にも使えます。ただし、凄腕君だけは、クエン酸が入っていて酸性タイプ・塩素系の製品と一緒に使うと、有毒な塩素ガスが発生し危険なのでくれぐれも注意しましょう。研磨剤なので、必ず目立たない部分で試してから使ってほしいとのこと。
どれもしっかり落ちる!お風呂のさいにちょっとやるだけで予防にも
3種試してみたのですが、どのパフもしっかりウロコを落としてくれました(お見せできずすみません)。
「ダイヤモンドパフ」が大きめで一番持ちやすかったです。さすが、手にフィットしやすいと書いているだけあります。
またキャンドゥの「ダイヤモンドパフ ハード」は鏡だけでなく、透明ガラス面についた頑固な汚れ、また衛生陶器(トイレの便座など)など、幅広く使えるのが嬉しいポイント。傷つきが気になる場所に使うときは十分注意してくださいね。
凄腕くんは、粘着シートつき。鏡に貼り付けられるのが便利です。お風呂を出るときにささっと使えるので、汚れを溜めずに済みそうです。
鏡がピカピカになると達成感がありますよね!最近は、気がつくたびに磨いているので、ずいぶんウロコがつきにくくなりました。
水切りワイパーは水が溜められるタイプが便利!
お風呂の水滴を取ってくれる「スクイジー」「水切りワイパー」と呼ばれるアイテム。窓の掃除などでもおなじみですよね。
換気扇を回しても、湯気が水滴化するとカビやすい……。大掃除で悲鳴をあげないためには、こまめに水滴をふき取ることが大切です。「結露取りワイパー 集水タンクつき」と、小さめのワイパー2種類を使ってみました。
水が貯められるタイプはとても使いやすかったです!T字の部分を壁に垂直にくっつけてから、下から上に拭いていくだけ。上から下だとあまり効果がないので注意です。
水が溜まっていくのが目で見てわかるので、達成感があります!男性なら天井もこれで拭けるかもしれません。
電気代の節約にもつながる
換気扇を回す前にやるだけで、カビ予防になります。換気扇の時間が短く済むので、電気代の節約にも!これもお風呂場に置いておいて使っています。吊るしておくのがおすすめです。
続けると壁の黒ずみや水垢がつきにくくなった気がします。
髪の毛をしっかりキャッチ!排水口カバー
個人的に、お風呂掃除で一番ハードルが高いもの……それはなんといっても排水口掃除。たまった髪の毛を取ることが1番苦手で、毎回奇声をあげながらやっておりました。と言っても、大体は自分の髪の毛ですから、やるしかありません。
備え付けのネットキャッチは使っていましたが、今回使ったのは「お風呂のまとまる排水口カバー」。名前からして力強いです。この形状が水流の力を利用し、髪の毛やゴミが中央にまとまるとのこと。実際に試してみましたが、本当に!楽でした!
中央にまとまってくれるので、ゴミ箱の上でひっくり返してすてれば取り出す手間もなし。排水口カバーも掃除の時に洗ってしまえば、ぬめることもありません。
使い捨てタイプも便利
洗うのが面倒くさいという方には、定番の使い捨て「お風呂の排水口髪取りフィルター」がおすすめです。パッと剥がしてゴミ箱に直行。こちらも気軽で良いです。
ただ使い終わったら買い足さなければいけないので、忙しい方やコスパを考えるとカバーの方が良いかもしれません。髪の毛はどちらもしっかりキャッチしてくれましたよ!
お風呂のカビ取り落としの実力は?
カビってどうしてこんなに元気なんでしょう。いっそそのパワーを分けてほしいと思うくらいには、少し気を抜くとすぐ風呂場が黒ずんでしまいます。
最近は、お風呂の蓋がやたらカビてしまい、掃除の時に大変憂鬱でした。そこで「凄腕くん お風呂のカビ取り消しゴム」を購入。まさに青い消しゴムなので、ゴシゴシこすってカビを落とすだけとのことです。
軽いカビならちゃんと落ちる!
実際にやってみましたが…本当に落ちます!根付いてしまった、カビ取り用の塩素系アルカリ洗剤でしか取れない深いものは難しいですが…。「あれ?」と気づくような、そこまで重症でないカビはしっかり落としてくれます。
また「カビ落としスティック 2パック入り」も使ってみました。こちらは入り口の隙間などに溜まったカビに効果的。こちらも軽いカビは落ちてくれました。
消しゴムもスティックも小さいので、広範囲のカビを全てこすり落とすと思うと、気が遠くなります。しかし、小さいけれども放置すると厄介なカビをさっと落とすにはぴったり。
こちらもお風呂上がりにちょっとだけササっとできるのが魅力です。
掃除のハードルを下げてくれる100均グッズを活用して
今回、お風呂掃除グッズを揃えて1番変化した事は、お風呂に入るときにさっと掃除するようになりました。実はこれが一番の汚れ・カビ予防につながるんですよね。
汚れが重症化する前に作業すれば、その後のお風呂掃除も楽になる。小学校で掃除の時間が毎日あったのはちゃんと意味があったと、改めて思いました。
とっても気軽&格段に掃除が楽になるお風呂掃除グッズ、ぜひ試してみてください!
取材・文/宇野なおみ