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思った以上に面白い!静岡の老舗百貨店にオープンした水族館「SMART AQUARiUM SHIZUOKA」の楽しみ方

2022.05.06

地元で長く愛される松坂屋静岡店がリニューアルで提供!「SMART AQUARiUM SHIZUOKA(スマートアクアリウム静岡)」

動物園・水族館・植物園を専門に撮影取材している動物園写真家の阪田真一(写真家/ライター)が、そこに住む生きものをはじめ、施設の取り組みや、それに関わる人達の魅力を紹介。

昨年、「静岡駅前の老舗百貨店松坂屋静岡店に水族館が出来る」という話題が地元新聞に取り上げられ「ペンギンやカワウソ、イルカなどが展示されるのか」という憶測も駆け巡り注目を浴びた。

いよいよその話題の水族館「SMART AQUARiUM SHIZUOKA(スマートアクアリウム静岡)」が2022年4月27日水曜日、JR静岡駅前の松坂屋静岡店のリニューアルグランドオープンとともに全貌が明らかになる日がやってきたのだ。

『水族館』と言えば、「イルカ」「ペンギン」「アザラシ」、最近では「カピバラ」に「カワウソ」をイメージする人は多いようだ。しかし、この水族館「スマートアクアリウム静岡」にはそういった動物たちは飼育されていない。

逆に、『アクアリウム』と聞けばイメージするのは「グッピー」「ネオンテトラ」「エンゼルフィッシュ」さらには「金魚」に「メダカ」と答えるのではないだろうか。

ここ「SMART AQUARiUM SHIZUOKA(スマートアクアリウム静岡)」は名前の通り『アクアリウム』というイメージがぴったりの場所である。

『真野光晃(まのみつあき)館長』からお話を聞いた。この水族館には大型の海獣や水生生物はいない。

しかし生きものの大きさではなく、生きものの姿形、色彩や生息する上で身につけたその生きもの独自の進化などに注目してもらいたい。今回展示している約100種2200点を超える展示で出会える生きものたちは、どれも個性豊かなものとなっている。

「生きものが好き」「水族館が好き」という方達だけではなく。ふだん生きものと触れることの少ない日常生活を送られている方や、生きものの不思議に触れることの少ない人に足を運んでいただき、生きものへの関心の種が芽生えるお手伝いが出来たら、もっと多くの生きものに興味を持ち他の水族館や動物園などに足を運んでもらえる始まりの場所になれたらと語ってくれた。

この「SMART AQUARiUM SHIZUOKA(スマートアクアリウム静岡)」を手がけるのは、株式会社アクアメントである。

同社は、いま『関西のデートで訪れたい水族館』として人気の「AQUARIUM×ART átoa(アトア)」をはじめ、シュモクザメが悠々と泳ぐ「四国水族館」や、神戸市垂水区にある無料で魚たちのことが学べる小さな水族館「さかなの学校」などを運営している。

※ 「AQUARIUM×ART átoa(アトア)」については「取材した記事」を公開しているので併せて見ていただきたい。

生きものの楽しみ方を提案した5つのエリア

「SMART AQUARiUM SHIZUOKA(スマートアクアリウム静岡)」は、静岡の景観をイメージした『WELCOME ZONE』と『Discovery』を軸に『繋がる』、『見つける』『和む』など5エリアで構成されている。

入場すると目の前に現れるのは、『WELCOME ZONE』。立体的な壁面に富士山をモチーフとしたプロジェクションマッピングが美しい。「三保の松原」をイメージした風景を再現している。

透明度の高い水槽にはキスとアジが泳ぐ。海底の白い砂地にキスが群れで寄り添い泳ぐ姿も再現されており、その生態を見て知ることが出来る。

『眺める(NAGAMERU)』エリアでは、絵画のような水槽を眺めて楽しんでもらうことを意識して構成されている。水槽は黒くモダンな縁取りがされており、ダウンライトに照らされた子供の目線にしつらえた水槽など少し落ち着いた空間となっている。絵画を楽しむ際に少し離れて全体を眺めたり、近寄って細部じっくり見たりと動きやすいように、あえて空間を広く設計されている。

『繋がる(TSUNAGARU)』エリアでは、ちょっと古い図鑑の中に入り込んだような展示がされている。生きた図鑑といっても良いだろう。展示されている生きものたちはその生息地をイメージした水槽の中で展示されている。また生きものの特徴を見開き図鑑のように解説した壁面グラフィックが施されている。自分が小さくなったかのような錯覚をしながら、生きものたちの目線で近寄って観察することが出来る。

『DISCOVERY』エリアでは、イチゴヤドクガエルの「オスカル」がお出迎え。双方向にコミュニケーションができるキャラクタースタッフである。このエリアにはテーマ毎に本棚が用意されており、環境問題や生きものの生態をはじめ、生きものの身体の特徴からヒントを得て開発された身の回りの商品などの一部が展示されている。

その本棚に並ぶ書籍を広げてお子様と一緒にゆっくり読むことが出来るテーブルやイスが用意されている。テーブル中央にはきれいなアクアリウムが造作されており、本から目線をあげるとキラキラと宝石のように輝きながら泳ぐ魚たちの群れに癒やされるだろう。

『見つける(MITSUKERU)』エリアでは、研究室を想わせるような真っ白な空間に、ディスプレイが中央の壁にかかっている。これはデジタルスコープで、室内にある標本を自由にスコープの台に置いて拡大して見ることが出来る仕組みだ。

触って動かしてもよい展示というのはとても子供達からすれば魅力的なのではないだろうか。

『装う(YOSOOU)』エリアでは、生きものたちの容姿にスポットを当て、さまざまな色や形があることに驚くだろう。この空間は、展示されている生きものの模様をモチーフに装飾されているので探してみて欲しい。

生きもののその鮮やかな色彩はなぜそうなったのかと考え出すと不思議である。

「和む(NAGOMU)」エリアでは、日本の美意識や感覚である「わびさび」をイメージして用意され、小さな輝きを感じさせるさかなの展示や、和の空間をプロジェクションマッピングで演出している。誰もが昔からなじみのある小さな魚や生きものたちが展示されているので、とても懐かしくも癒やされるのではないだろうか。

どのエリアも、展示方法や空間の取り方が工夫されており、一つの水槽をじっくり眺めることが楽しい作りとなっている。狭いようで展示されているその情報量を目の当たりにすると充実した内容であったことに満足することだろう。それと同時に、館内に流れる水の音や和をイメージした音などにも耳を傾けて欲しい。とてもヒーリング効果のある演出ではないかと感心するばかりである。

ミュージアムショップは「みずみずしい暮らし」の提案を

「SMART AQUARiUM SHIZUOKA(スマートアクアリウム静岡)」で癒やされた後には、併設されているミュージアムショップ「COCO AQUA」で生きもののグッズを探してみてはどうだろうか。また、ここでしか購入出来ない、文政元年(1818年)創業。日本橋に本店を構える江戸・菓子鋪「榮太樓飴」とコラボしたオリジナルパッケージの「梅ぼ志飴」。金魚の形や色が可愛らしい「落雁」なども取りそろえている。このミュージアムショップは「スマートアクアリウム静岡」への入場がなくても利用が可能だ。

ミュージアムショップ「COCO AQUA」には、「パルダリウム」という水槽の中に熱帯雨林や湿地の風景を再現して、日常空間に潤いを感じるというものだ。ここでは気に入った作品を購入することも出来るが、ショップが開催する「パルダリウムワークショップ(事前予約制)」で自分好みの「パルダリウム」を作成することが出来る。また、その後のメンテナンス用品も取りそろえてあるので、何か困ったことがあればショップの詳しいスタッフが相談にも応じてくれる。

自分だけの“癒やし”を感じられる空間を演出することが出来るのはとても魅力的なことである。

興味があれば売り場を覗いてみると良いだろう。

開店90周年を迎える松坂屋静岡店が新たに提供するもの

「松坂屋静岡店」は2022年4月27日に大規模な第1期リニューアルの、グランドオープンの日を迎えることとなった。このリニューアルは静岡県内全域にプロモーションされ、鉄道、タクシー、商店街、松坂屋周辺商業施設も協力して盛り上げている。新幹線を降りて静岡駅周辺だけでも、街頭フラッグや広告が目に飛び込んでくる。静岡県において松坂屋静岡店がいかに大きな存在なのかを感じさせられる。

松坂屋静岡店 マネージャー 営業企画担当の米本佳史(よねもとよしふみ)氏にお話を聞いた。

今回の大規模リニューアルにおける、水族館の導入企画は一昨年前からスタートしていたそうだ。

開店90年を迎える松坂屋静岡店における水族館導入の最大の課題は古い建物であることから構造上、水槽の重さに耐えられるのかということが心配された。しかし、その課題は株式会社アクアメントさんと見事解決し、多くの世代の方に居心地のよい“癒やし”の空間を感じてもらえる場になっているのではないかと語る。

なぜ百貨店に水族館だったのかをお聞きした。さかのぼれば昭和の時代、家族の特別な日に特別な洋服を着て出かける先が百貨店だった頃。屋上遊園地やレストラン、お母さんの洋服などの買い物。娯楽の少ない当時、百貨店はエンターテイメントの場所であった。

時代は平成、令和と元号も変わりエンターテイメントがあふれる世の中で、百貨店が家族の娯楽の場所という役割がなくなり、いまでは冠婚葬祭や特別な贈り物をする際に訪れる場所。また日本各地の名店の味を揃えたデパ地下や観光地の物産展などを目的に訪れるお客様の割合が多いのだそうだ。

そんな中で、百貨店で「楽しい時間を過ごす」「思い出に残るような時間を過ごす」ということが出来るものを探していたところ、水族館という企画が立ち上がったのだそうだ。

百貨店から足が遠のいてしまった世代をはじめ、懇意に足を運んでくださっている皆様に、また百貨店で楽しい時を過ごすことを目的としてご来店していただきたいと思いの丈を語った。

アート&ラグジュアリーサロン「Blanc CUBE」は感性を豊かにし、心に“癒やし”を提案する水族館と併せて立ち寄ってもらいたい、松坂屋静岡店の新たな取り組みである。新進気鋭のアーティストから多くの人が知る巨匠まで、さまざまな方の作品を展示し無料でご覧いただけるスペースとして展開。

今後の展示スケジュールは「Blanc CUBE公式Instagram」で紹介している。

※ 取材時写真に写っている作品は、「水谷誠孝 洋画展 -追憶と花-」(会期2022.0420~0426)

令和における新たな百貨店の形がこの松坂屋静岡店から発信されたのではないだろうか。

同店は、今回の「SMART AQUARiUM SHIZUOKA(スマートアクアリウム静岡)」のアクアリウム入場チケット半券を持って行くことでお得なサービスが受けられる特典を用意している。

通常その特典の範囲は同百貨店内のみに限られたりするのだが、松坂屋静岡店(本館)(北館)に加え、周辺商業施設である、「静岡PARCO」、JR静岡駅にある「パルシェ」「アスティ西館」の各テナントでお得なサービスが受けられるのである。

さらに驚くのは、通常入場当日限りという期限が当たり前なのだが、テナントによってはこのキャンペーン開催期間である2022年8月31日までいつでも利用出来るというテナントも多いと言うことだ。

詳しくは、アクアリウム入場券と一緒に渡されるリーフレットを参考にして欲しい。

静岡の新たな愛されスポット成長

新しい形の水族館「SMART AQUARiUM SHIZUOKA(スマートアクアリウム静岡)」は、まだ始まったばかり。これからどのように地域の人たちに受け止められるのかが注目であるが、間違いなく静岡の新たなデートスポットであり、地域の憩いの場として愛される場所になるのではないかとこの取材を通して感じた。松坂屋静岡店が90年愛され続けてきたように。

【取材協力】

松坂屋静岡店 (HP

〒420-8560 静岡県静岡市葵区御幸町10番地の2

TEL:054-254-1111

Twitter(LINK)/  Instagram(LINK

SMART AQUARiUM SHIZUOKA (HP

〒420-8560 静岡県静岡市葵区御幸町10番地の2

松坂屋静岡店本館7F

TEL:050-3131-9211

Twitter(LINK)/  Instagram(LINK

【写真/記事】

動物園写真家 阪田真一 (HP
  Twitter(
LINK

編集/inox.

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