どんなに厳重にゴミ箱のフタを閉めたとしても……。
・フタの隙間から臭いが漏れてくる!
・虫が湧くことがある!
・生ごみを捨てるための服がない!
……と問題が発生して途方に暮れてしまい、生ごみ自体を見なかったことにしてしまう人がいることはよく知られています。
ゴミ箱系ガジェット全盛のこの時代、いつでもどこでも生ごみや紙おむつのニオイを抑え、しかも長期保管できるような商品は存在しないのでしょうか?
できれば生ごみ以外のモノも長期保管できるとなお良いです。
そこでインターネットで探してみたところ、「GREEN FUNDING」に出品を開始した中西金属工業より、超ヒエヒエで臭わない! 世界初マイナス11℃に冷えるゴミ箱「CLEAN BOX」を大発見いたしました!
世界初でマイナス11℃に冷えるゴミ箱とはこれいかに?
そこでこのたび、さっそく入手して使ってみることにいたしました!
「CLEAN BOX」を試用してみました!
何から大きな塊が、我が家に到着いたしました。
ざっくり測定すると、高さ690mm、幅230mm、奥行き443mmです。筆者宅のような狭小住宅ではなかなかのインパクトと存在感を醸し出しております。
重量は約13.0kg。内容量は恐らく20リットルはあるのではないでしょうか。デカい!
ここまでの量の生ごみをため込んだことは今まで生きてきた中では、たぶんないような気がします。
触った感じを調べたところ、恐らく素材はステンレス鋼・スチール鋼板・ABS樹脂でできているようです。
触った感じ、見た感じでは、「冷えるゴミ箱」というよりは「巨大縦長冷凍庫」といった出で立ちです。実際ソレでも間違ってはいないのですが。
シンプルなデザインにつき、見た目の美しさは相当のものです。インテリアとしても映えるのではないでしょうか。
さあ、お待たせいたしました、マイナス11℃に冷えるゴミ箱「CLEAN BOX」のフタを開けてみましょう。
「ひ……開いた!」そりゃゴミ箱のフタだから開きます。
さっそくゴミを捨ててみました。しばらく中にいれておけばゴミが凍って目立たなくなり、臭いもおさまります。
ちなみに、
・年間消費電力量:124.5kW
・使用温度湿度範囲:0℃~40℃/20%RH~85%RH(ただし結露のないこと)
・保存温度湿度範囲:-20℃~60℃/20%RH~85%RH(ただし結露のないこと)
……といったスペックをもち、これは消費電力としては同等サイズの冷凍庫程度と言っても良いでしょう。
置き場所的には、フタの開きシロを確保するのに1200mmの高さと500nnの奥行きが必要です。また、壁面と隣接物との間を50mmは開ける必要があるので、合計330mmの幅が必要になります。狭い部屋にはちょっと悩ましいところです。
ゴミが凍っているかどうか……映像的には区別しづらいと思うので、コップに水をいれて凍らせてみることにしました。
本品の場合、絶対にゴミ箱として使わなくてはいけない! ……という厳密なルールが決められているワケではなく、
・カメラのフィルム・化粧品の長期保管
・暑い日にはバスタオルやTシャツの冷却
・もちろん冷凍食品の冷凍
など、色々なものを冷凍できるので、好きなように活用してもらって結構です。
さすがに生ごみと冷凍食品を一緒に冷やすのはどうかと思いますが、物理的に同居できなくはないです。あくまでも自己責任ということでヨロシクお願いします。
フタを閉じて数時間……中のコップを取り出してみると……うっそ~ん! 凍っている!
まるで冷凍庫みたい!
でも、あくまでマイナス11℃まで家じゅうどこでもヒエヒエにしてくれるゴミ箱なのです。
あと言い忘れましたが、
・ファンレスかつ省エネで音が静か!(動作音がほぼ聞こえない)
・電気代は1日たったの9.2円! 安い!
・デザインが美しい!
・フォルムがシンプル!
・操作不要!
・底に車輪がついているので室内の移動が楽!
・電源コードが1.5mもあるので取り回しが楽!
と言った耳寄り情報もあるので見逃せません。いますぐ参考サイトをチェック!
筆者「この冷えるゴミ箱欲し~い! 買ってイイ?」
奥さん「駄目です」
……いつものとおり、冷凍ゴミ箱の中に捨てられました。
参考サイト(GREEN FUNDING)
※詳しいスペックや機能などはこちらをご参照ください。
https://greenfunding.jp/lab/projects/4747
次回作は100リットル分のゴミが絶対零度まで冷えるゴミ箱をお願いします!
【FURUやんの本音ジャッジ】
触感 ★★★★
美しさ ★★★★★
コンパクトさ ★★★★
悪臭対策 ★★★★★
受験対策 ★★★
※クラウドファンディングには、立案会社の問題でプロジェクトが頓挫する可能性や支援金が戻らなくなるリスクもまれにあります。出資にあたっては、ご自身でご判断頂きますようお願いいたします。
文/FURU
デジタル系ガジェットに散財する、自称漫画家 兼 実質ライター。 電脳ねたがテーマの漫画を得意とする→https://www.furuyan.com
ゆかいなデジねた漫画「でじ@おた!」 大ヒット絶賛公開中!→https://amzn.to/2XxEJQS
YouTubeチャンネル開設中→https://www.youtube.com/user/furucyan/videos?sub_confirmation=1
記事の内容について(おことわり)→https://tinyurl.com/2nvk2j4w