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恋愛不適合者とは、どんな人を指すのでしょうか?「もしかして、自分のことかも」と不安に感じている場合は、理由や特徴などを確認して自分に当てはまるかチェックしてみましょう。うまく恋愛したい人のために、改善方法も併せて紹介します。
恋愛不適合者とは?
恋愛は、いつもうまくいくものとは限りませんが、毎回失敗してばかりだと不安になってしまうものです。「もしかしたら、何か原因があるのではないか」と感じる人もいるでしょう。
恋愛不適合者には、特殊な人だけが該当するわけではなく、どんな人でも当てはまる可能性があります。まずは、どんな意味で使われている言葉なのかチェックしましょう。
「恋愛に向いていない人」を指す言葉
恋愛不適合者は、恋愛向きではない人を意味します。「恋愛に向き不向きがあるのか」と不思議に思う人もいるかもしれませんが、何らかの理由があって『恋愛関係の維持が難しい人』もいることでしょう。
恋愛不適合者には、そもそも恋愛する気がない人や、恋人関係になってもすぐに別れたくなってしまう人などが当てはまります。男女どちらに対しても使用され、人によってタイプはさまざまです。
「もしかしたら、私は恋愛不適合者なのでは?」「うまくいかないのは、彼女が恋愛不適合者だからかも」というように、自問自答する際などに使われています。
恋愛不適合者になる理由
恋愛向きではないと判断される理由はさまざまです。理由が分かれば、改善法も見えてきます。ここでは、恋愛不適合者になってしまう理由を見ていきましょう。
恋愛への関心が薄い
恋愛への関心が薄いという理由で、恋愛不適合者になる人は珍しくありません。人によって物事に対する関心の度合いは違うので、恋愛に情熱を持っていない人もいるのです。
中には、好みのタイプを聞かれても「誰でもいい」と答えてしまうほど、関心が薄い人もいます。夢中になっていることがあって、恋愛に大きな関心を持てない人もいるでしょう。
恋愛不適合者は、どちらかというと恋愛経験が少ない人の方が当てはまりやすいと思う人もいるかもしれません。
しかし、異性から言い寄られることが多いタイプでも「恋愛なんてこんなものか」と感じた経験があると、それほど関心を抱けなくなるケースもあるようです。
1人でいるのが好き
1人の時間が好きで、それに満足してしまうことも、恋愛不適合者になる理由の一つです。
気になる人や恋人がいたとしても、できるだけ単独行動を選択するので、行き違いが生じたり相手に「必要とされていない」と感じさせたりします。
自分のペースを乱されたくないと思っている人の場合、恋人と一緒にいる時間をつまらなく感じたり居心地が悪くなったりして、うまくいかない傾向にあるようです。
もちろん、1人の時間が好きな人全員が、必ずしも恋愛不適合者になるわけではありません。1人で過ごす時間と、恋人と過ごす時間をうまく切り替えられる人は、関係の新鮮さを維持しやすく恋愛上手ともいえるでしょう。
傷つくことが怖い
『過去の恋愛での失敗』や『人間関係でひどく傷ついた経験』があると「もう二度とあんな思いをしたくない」と感じ、恋愛に対して前向きになれなくなってしまいます。
「どうせ、うまくいかないだろう」と考え、恋愛関係になったり踏み込んだ付き合いをしたりすることを避け続けた結果、恋愛不適合者になってしまった人もいるでしょう。
時間がたつと徐々に傷は癒えていくものですが、人によって感じ方や立ち直るスピードは違います。中には、かなりの時間がかかる人もいるでしょう。
恋愛不適合者にありがちな特徴
恋愛への向き合い方は人それぞれですが、恋愛不適合者になる人は似たような傾向にある場合が少なくありません。
どんな特徴を持つ人が、恋愛不適合者に当てはまるのかチェックしましょう。
相手の気持ちが理解できない
恋愛不適合者は、相手の気持ちを理解できない人が多い傾向にあります。恋愛したくないわけではなく、好きな人や恋人ができるのに関係がうまくいかない人に多いといえます。
相手の立場になってものを考えられず、見当違いなことをしてしまったり自分勝手な行動をしたりするので、相手に「相性が悪い」と感じさせてしまい関係が破綻するのです。
友人関係を育むのは得意でも、恋人関係となると長続きしないという人は「恋人なんだから、これくらい許してくれるはず」と考えて、相手の気持ちを顧みない行動を取っているのかもしれません。
中には、悪意なく恋人を振り回してしまう人もいます。相手につらい思いをさせないためには、アクションを起こす前に立ち止まって「相手と自分の立場が入れ替わったらどう思うか」と考えることが大事です。
金銭的・精神的な問題を抱えている
恋愛をする余裕を持てなくなってしまうような、何らかの問題を抱えていることもあるでしょう。例えば、借金の返済や生活苦などの金銭的な問題があれば、恋愛できなくても不思議ではありません。
ほかにも、精神的に大きな不安を抱えていれば、不安定な状態に陥りやすいものです。相性や性格的な問題がなくても、会うたびに『いつもほかのことに気持ちがとらわれている状態』では、うまくいかなくなってしまうでしょう。
好きな人や恋人に集中しようとしても、物理的に余裕がない状態ではそれも難しいものです。まずは、頭を悩ませている問題の解決に全力を注ぎましょう。
自分以外に興味を持てない
『自分以外に無関心な人』も、恋愛不適合者の特徴に当てはまります。自分の考えが常に優先される状態では、相手の気持ちを尊重できません。
誰でも多少は自分に対して関心が向いているものですが、度が過ぎると他者とのコミュニケーションに支障をきたします。
自分にしか興味がない状態では、他者のアドバイスを受け入れたり相手の気持ちを察したりすることはできません。
恋愛不適合者から抜け出す方法
恋愛不適合者は、恋愛に向かない行動を取りやすいだけなので、考え方次第で改善の余地はあります。抜け出し方を知っていれば、自分を変えられるはずです。
相手の立場になって考えてみる
恋愛不適合者から抜け出すには、自分がどう思うかよりも、相手の立場になって考える癖をつけることが大事です。
恋人のために「何かしてあげたい」と思っても、自分の理想だけを追求して行動すると、相手を傷つけてしまいかねません。
何事も思い込みで行動してしまうと、うまくいかなくなってしまうものです。よくコミュニケーションを取って、意見を交換し合った上で『何が求められているか』を判断しましょう。
相手の考えが自分の理想とは違っても、否定せずに話を聞くことが大切です。否定すると相手が本心を話せなくなり、お互いを理解し合うのが難しくなります。
さまざまな価値観に触れる
恋愛に対して関心が薄い人や1人の時間を好む人は、さまざまな価値観に触れて刺激を受けることがおすすめです。
熱烈な恋愛を経験したことがある人や、幸せな結婚生活を送っている人などに、話を聞いて世界を広げましょう。
身近に話を聞ける相手がいなくても、恋愛を題材にした作品に触れるなど、方法はたくさんあります。『さまざまな愛情の形』があることを知れば、恋愛に興味が湧いてくるかもしれません。
自分の感性に合わないと感じたとしても、さまざまな価値観に触れた経験は無駄にはならないはずです。より理想的な生き方を追求するきっかけにもなるでしょう。
勇気を出して積極的に動こう
恋愛したいのに付き合いを継続できないタイプの人や、過去の失敗が原因で臆病になっている人は、勇気を出して積極的に行動してみましょう。
現状に満足できているなら問題はありませんが、恋愛に関心があるのに行動しないのはもったいないことです。恋愛不適合者なのではなく、たまたま相性が悪い人に出会ってしまっただけかもしれません。
信頼できる友人に好みが合いそうな人を紹介してもらったり、街コンなどに出かけたりしてもよいでしょう。何でも構わないので、できそうなことから始めるのがおすすめです。
「自分は恋愛不適合者だ」と決めつけて、恋愛につながる行動をやめると、視野が狭くなってしまいます。恋愛したい気持ちがある場合は、改善点を見つけて行動することが大事です。
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構成/編集部