iPhone 13シリーズが発売されてもまだまだ人気の高いiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max。価格が下がった今を機に購入を検討している方もいるのではないでしょうか。2つの大きな違いはサイズですが、他にも価格やカメラの性能、バッテリーの持ちなどの面でも違いがあります。今回はiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの違いを解説。記事の後半ではそれぞれのおすすめケースも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
iPhone 12 ProとPro Maxの違いを徹底比較
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxは、サイズをはじめいくつかの違いがあります。両者の違いを知って、選ぶ際のポイントにしましょう。
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの違い:サイズ
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの違いでまず注目したいのは、サイズです。
ディスプレイサイズで比較すると、iPhone 12 Proは6.1インチ、iPhone 12 Pro Maxは6.7インチです。本体寸法はiPhone 12 Proが146.7(高さ)×71.5(幅)mm、iPhone 12 Pro Maxは160.8(高さ)×78.1(幅)mm、厚さは同じでどちらも7.4mmとなっています。
なお、iPhone 12 ProはiPhone 12と同じサイズで、iPhone 12 Pro MaxはiPhone 13 Pro Maxと並んでiPhone史上最も大きなサイズとなっています。
【参考】歴代モデルと徹底比較!「iPhone 12」シリーズ4モデルのサイズをおさらい
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの違い:価格
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxは、現在Apple Storeでの取り扱いはありません。したがって、これらのモデルを手に入れるには各キャリアで購入するか、家電量販店などApple製品を取り扱う店で購入することになります。
Apple Storeで販売されていた本体価格を比較すると、128GBのiPhone 12 Proが11万7480円、iPhone 12 Pro Maxが12万9580円、256GBのiPhone 12 Proが12万9580円、iPhone 12 Pro Maxが14万1680円、512GBのiPhone 12 Proが15万3780円、iPhone 12 Pro Maxが16万5880円。同じデータ容量で比べると、どれもiPhone 12 Pro Maxのほうが1万2000円ほど高くなっています。
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの色は同じ?
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxのカラーラインナップは同じで、どちらもシルバー、ゴールド、グラファイト、パシフィックブルーの4色です。
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの注目カラーはグラファイトとパシフィックブルー
iPhone 12 Pro/Pro Maxは、定番のシルバーやゴールドに落ち着いた色合いのグラファイトとパシフィックブルーが加わっており、高級感のあるラインナップとなっています。シックな色合いは、大人らしい印象を与えてくれるでしょう。
【参考】iPhoneのフラッグシップモデル「iPhone 12 Pro」のカラーは何色ある?
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの違い:カメラの性能
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの背面には、どちらも超広角、広角、望遠の3つのカメラが搭載されています。主な違いは広角カメラと望遠カメラの性能です。
iPhone 12 Pro Maxの広角カメラはより大きなセンサーを有しているため、暗所での撮影に強いといえるでしょう。また、iPhone 12 Pro Maxのほうはより手ブレ軽減効果の高いセンサーシフト光学式手ブレ補正に対応しています。
望遠カメラの性能の違いにより、ズーム機能にも差が出ています。iPhone 12 Proの望遠カメラは焦点距離が52mm、光学4倍ズームに対応しています。一方iPhone 12 Pro Maxは焦点距離が65mm、光学5倍ズームに対応しているので、iPhone 12 Proよりもやや優れているといえます。
【参考】AIの感性はどこまで人間に近づいた?「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」のカメラの実力を徹底検証
バッテリーの持ちは? iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの違い
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxは、バッテリーの持ち時間にも違いがあります。正確なバッテリー容量は公開されていませんが、公式によると、最大ビデオ再生時間はiPhone 12 Proで 17時間、iPhone 12 Pro Maxは20時間となっています。また最大オーディオ再生時間はiPhone 12 Proで65時間、iPhone 12 Pro Maxで80時間です。
各数値はネットワーク構成やその他の多くの要素によって変わりますが、iPhone 12 Pro Maxのほうが持ち時間が長いといえます。
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxはケースの種類も豊富! おすすめのケースを紹介
iPhoneシリーズはケースの種類の豊富さも魅力の1つです。iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxも例にもれず、専用ケースがたくさん販売されています。ここからは、それぞれのモデルのおすすめケースをご紹介します。
スタイリッシュでカードも収納できるシンプルなiPhone 12 Proケース
Spigenの「スリムアーマーCS」はiPhone 12/iPhone 12 Proに対応したケースです。
シンプルなデザインですが衝撃吸収性に優れており、iPhone 12 Proを傷や衝撃からしっかり守ります。背面のカード収納はスライドするタイプで、スタイリッシュさを損ないません。薄型でポケットにも入れやすく、手になじみやすいデザインです。
なお、iPhone 12 ProはiPhone 12と形状が同じなので、ケースも両機種に対応した製品が数多くあります。そのためケースの種類も豊富です。
【参考】こんなにあった!オシャレで可愛い猫モチーフのiPhone 12/12 Proケース
iPhone 12 Pro Maxは画面をしっかり保護してくれる手帳型ケースがおすすめ!
画面の大きなiPhone 12 Pro Maxは、全体をしっかり保護できる手帳型ケースがおすすめです。
HANATORAの製品はシュリンクカーフレザーを使った上品なデザインで、カラー展開も10色以上あり豊富です。ケースの開閉部分に磁石を使用していないので、磁器カードも安心して収納できます。なお、公式サイトではiPhone 12 Pro用のケースも購入可能です。
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxは、サイズ以外にも価格やカメラの性能、バッテリーの持ち時間など、異なる点がいくつもありました。どちらを購入しようか悩んでいる方は、本記事を参考にして、自分の使い方に合ったモデルを選んでくださいね。
※データは2022年1月中旬時点での編集部調べ。
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文/ねこリセット