やりがちなNG対処法
不幸自慢が多い人には、避けたい対処法があります。しつこく話をされたり機嫌を損ねたりしないように、NG対処法を知っておきましょう。状況によっては、さらにつきまとわれるきっかけになるかもしれません。
きちんと聞いて話に同調する
不幸自慢をしてくるタイプの話をじっくり聞いていると、『構ってくれる人』と認定されてしまいます。
「大変だったね」「それは悲しかったね」と同調すると、余計に話が膨らむこともあるでしょう。本当に不幸があって、支えになってあげたいと考える相手であれば問題ありませんが、延々と続く不幸自慢に付き合っていても付き合う方がストレスを感じてしまいます。
目立ちたいタイプの人に「すごい話だね」と言ってしまうのもNGです。もっと話を聞いてもらおうと、盛った話ばかりしてくるかもしれません。
「この人は単に不幸自慢をしているだけだ」と感じたら、興味を持たないのが適切な対処法となるでしょう。
自分の不幸自慢を始める
不幸自慢をしている人は、他の人が注目を集めることを嫌がります。
不幸な話をしてくる人に対して張り合うのは、避ける方が良いでしょう。自慢として話しているのにもっと不幸な話をしてくる人が現れると、危機感を持たれる可能性があります。
『自分だけが注目されたい』『人に構って欲しい』と考える人に危機感を与えると、敵のように思われることもあるでしょう。あなたが周りに注目されてしまうと、自分の不幸話を聞いてもらえなくなるためです。
不機嫌になったり態度が硬化したりする可能性があるため、同じ方向の話は避けた方が無難でしょう。
「やめたい…」。実は自分も不幸自慢をしてる?
「不幸自慢をしてしまっているかも」と考えている人は、気持ちを切り替えるのも大切です。不幸な話ばかりして相手を困らせてしまう前に、行動を見直すのもおすすめです。話し相手の様子を見て判断するのも、重要なポイントです。
不幸自慢は恥ずかしいことと自覚することが大切
不幸に巻き込まれている人の中には、自分の行動が原因になっているケースもあります。
同じような境遇でも、抜け出そうと努力すれば不幸自慢をしなくても幸せになれる可能性があるのです。
『家族が酷い』『恋人が酷い』などの不幸自慢をしてしまうなら、関係を断つことでも改善できます。毎回不幸な恋愛に身を投じてしまう人は、不幸に酔う自分がいないか改めて考えてみましょう。
毎回似たような不幸自慢をしていると、「この人はなんでずっとそんなことをしているんだろう」と相手に思わせてしまいます。あまり執拗に話を続けるのは、恥ずかしいことと考えてみるのも選択肢です。
自分が不幸自慢したときの相手の顔を観察しよう
『不幸自慢』と『信頼する相手への相談』は異なります。自分でも判断しにくいと考える人は多いのではないでしょうか?
相手の顔や態度を見ていると、不幸自慢になっているか判断できるケースがあります。態度が冷たくなったり、つまらない顔をしていたりすれば話を切り替える方向で考えましょう。
不幸な話を聞いていると、嫌な気持ちになる人もいます。気を使って話をしなければならず、疲れを感じることもあるでしょう。せっかくいい関係を築いていても、相手にストレスを感じさせてしまうと関係が壊れるきっかけになってしまいます。
まずは、自分が不幸な話を聞かされたときにどう思うかを考えてみましょう。あまり興味のない相手の不幸自慢は、聞いていて疲れるかもしれません。まずは周りを見る癖をつけるのが大切です。
構成/編集部