今年に入りNFTアートが高額で売買されるニュースが相次ぎ、NFT市場への注目はますます高まってきている。NFTマーケット(取引所)の使い方やNFT作品の探し方・買い方を、さいさん監修のもと解説する。なお、くれぐれも購入は自己責任で行なっていただきたい。
NFTの購入はMetaMaskとの紐付けがポイント
NFTを購入するまでの3ステップ
STEP1 ウォレットと取引所を紐付ける
STEP2 購入したいNFTを探す
STEP3 購入手続きをして、対価の仮想通貨を支払う
NFTを売買する「マーケットプレイス」の中でも最大級なのがOpenSeaだ。誰でもNFTの購入・販売ができることから、日本の著名人がNFTを販売しているケースも多い。マーケットプレイスの仕様はどこも大きく変わらないので、ここではOpenSeaの使い方を紹介していく。
STEP1 ウォレットと取引所を紐付ける
OpenSeaのアカウントはMetaMaskを紐付けることで作成される。まずOpenSeaにアクセスして、トップページに表示される「作成」をタップ。操作を進めていきMetaMaskにサインインしウォレットの接続をすると紐付けは完了。これによりOpenSeaのアカウントも作成されNFTの購入・販売が可能になる。ユーザーネームやアイコンはデフォルトなのでマイページでユーザー情報を編集しよう。
●NFTの閲覧だけならアカウント作成不要
アカウントを作成しなくても出品されている作品は閲覧可能。買いたいNFTを見つけてから作成するのもいい。
●ユーザー名などを入力後、マイページを確認
マイページからはユーザー情報だけでなく、紐付けているウォレットに保有している仮想通貨も確認できる。購入前に確認しておこう。
ウォレットの紐付け時点では仮想通貨は不要
OpenSeaのアカウント作成は仮想通貨なしでできる。まずはOpenSeaのアカウントを作り、欲しいNFTが見つかってから決済に使う仮想通貨を入金すればよい。
STEP2 購入したいNFTを探す
OpenSeaでは2000万点以上のNFTが出品されている(2021年10月末現在)。NFTと一口に言ってもアートから音楽、仮想空間など出品されるコンテンツのタイプは様々。目当ての作品やクリエイターがあればいいが、中には有名クリエイターのものを模倣したり複製しただけで、版権的に問題が見られるようなものもある。転売目的での購入ではなく、まずは自分好みのクリエイターを応援する気持ちで作品を購入してみるのがいいだろう。
●OpenSeaで検索してみよう
「ランキング」から取引量が増加しているクリエイターを確認することもできる。TwitterでNFTクリエイターを探してからOpenSeaで検索するのも手だ。