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大企業の人事担当者に聞いた「出世する社員の共通点」TOP3、3位夢や信念を持っている、2位周囲と良い人間関係がある、1位は?

2021.11.26

大企業の中で日々繰り広げられる激しい出世競争。多数いるライバルの中から一歩抜きんでた存在になるためには、いったい、どんな努力や習慣が必要なのだろうか?

そんな、出世や昇進する社員の共通点などを調べたユームテクノロジージャパン株式会社による実態調査がこのほど、大企業(従業員数500名以上)の人事担当者101名を対象として実施された。

81.2%の人事担当者が「出世・昇進する社員には共通点がある」と回答

「Q1.あなたは、出世・昇進する社員には共通点があると思いますか。」(n=101)と質問したところ、「かなりあると思う」が33.7%、「ややあると思う」が47.5%という結果になった。

出世・昇進する社員の共通点、半数以上が「学習習慣」と回答

Q1で「かなりあると思う」「ややあると思う」と回答した方に、「Q2.出世・昇進する社員にはどのような共通点があると思いますか。(複数回答)」(n=82)と質問したところ、「日々の振り返りを行っている」が61.0%、「周囲と良い人間関係を築いている」が56.1%、「夢や信念を持っている」が53.7%という結果になった。

他にも「学習能力」や「成果を出すことへのこだわり」などの声も

Q1で「かなりあると思う」「ややあると思う」と回答し、Q2で「わからない/答えられない」以外と回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、共通点があれば教えてください。(自由回答)」(n=82)と質問したところ「学習能力」や「成果を出すことへのこだわり」など52件の回答が得られた。

<自由回答・一部抜粋>
・41歳:学習能力。
・54歳:成果を出すことへのこだわり。
・49歳:指示通り行動し結果を出す。
・49歳:明るい、前向き、公に泣き言を言わない。
・57歳:視点が広い。
・31歳:臨機応変できること。
・49歳:コミュニケーションがうまい。

約3割の企業では、人事評価制度の項目に社員の「学習習慣」を含まず

「Q4.お勤め先では、人事評価制度の項目に社員の「学習習慣」を含んでいますか。」(n=101)と質問したところ、「含んでいない」が26.7%、「含んでいる」が58.4%という結果になった。

含めていない理由、「社員の学習状況を評価するための指針がないから」や「社員の学習状況を把握できていないから」の声

Q4で「含んでいない」と回答した方に、「Q5.含めていない理由を教えてください。(複数回答)」(n=27)と質問したところ、「社員の学習状況を評価するための指針がないから」が63.0%、「社員の学習状況を把握できていないから」が44.4%、「検討したことがなかったから」が25.9%という結果となった。

約8割の企業が、人事評価に社員の「学習習慣」を考慮することを重要と認識

「Q6.あなたは、人事評価の際に社員の「学習習慣」を考慮することは重要だと思いますか。」(n=101)と質問したところ、「非常に重要だと思う」が29.7%、「やや重要だと思う」が45.5%という結果となった。

その理由、「学習が促進され、会社全体のレベルアップにつながると思うから」が64.5%で最多

Q6で「非常に重要だと思う」「やや重要だと思う」と回答した方に、「Q7.社員の「学習習慣」を考慮することが重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=76)と質問したところ、「学習が促進され、会社全体のレベルアップにつながると思うから」が64.5%、「学習している社員の方がパフォーマンスが高いと思うから」が56.6%、「社員の努力を認めてあげることが重要だと思うから」が42.1%という結果になった。

■まとめ

今回は、大企業(従業員数500名以上)の人事担当者101名を対象に、「社員の学習習慣」に関する実態調査を実施した。

まず、「出世・昇進する社員」に関して、81.2%の人事担当者が「共通点がある」と回答。その共通点には、「日々の振り返りを行っている」が61.0%、「周囲と良い人間関係を築いている」が56.1%、「夢や信念を持っている」が53.7%で多数を占め、他にも、「学習能力」や「指示通り行動し結果を出す」などの声も見受けられた。

一方、「人事評価制度の項目に社員の「学習習慣」を含んでいない」企業は、約3割も存在し、含めていない理由として、「社員の学習状況を評価するための指針がないから」や「社員の学習状況を把握できていないから」の声が多数集まった。

「人事評価の際に社員の「学習習慣」を考慮すること」に関しては、約8割が「重要」と認識しており、その理由としては、「学習が促進され、会社全体のレベルアップにつながると思うから」や「学習している社員の方がパフォーマンスが高いと思うから」という声が集まった。

今回の調査で、 出世・昇進する社員の共通点として半数以上の人事担当者が回答した「学習習慣」。人事評価制度への「学習習慣」の導入は、更なる社員の成長と企業成長を促すことに役立つだろう。

<調査概要>
調査概要:「社員の学習習慣」に関する大企業人事の意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月9日〜同年11月10日
有効回答:大企業(従業員数500名以上)の人事担当者101名

出典元:ユームテクノロジージャパン株式会社
https://umujapan.co.jp/

構成/こじへい

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