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クリスマスにマッチングアプリで出会ったのは運命の人?それとも?Netflixのラブコメ映画「ラブ・ハード」

2021.11.20

マッチングアプリで出会いを求めている人は必見!

クリスマス・シーズンにぴったりの、心温まる明るいNetflix映画がこちら。

2021年11月5日よりNetflixで独占配信中の『ラブ・ハード』は、アメリカで製作されたラブコメディ。

主演は『ヴァンパイア・ダイアリーズ』『ウォールフラワー』のニーナ・ドブレフ。

あらすじ

「魂の片割れ」との運命的な出会いを求めて、何年間もマッチングアプリを利用しているライターのナタリー(ニーナ・ドブレフ)。

悲惨なデートを重ねてきたが、その体験記は読者に大好評。

皮肉なことに、恋愛状況と反比例して仕事では目覚ましい活躍を遂げていた。

しかし同僚からは、「恋愛運も人を見る目も両方ない」と厳しい指摘を受けてしまう。

ある夜自宅でマッチングアプリをチェックしていると、理想的な男性ジョシュを発見。すぐにマッチングが成立し、ナタリーは期待に胸を膨らませる。

クリスマスに西海岸からジョシュのいる東海岸までアポなしで突撃するナタリーだが、そこで待っていたのは……。

見どころ

何度失敗しても“夢見る乙女”の心を良くも悪くも失わず懲りないナタリーのことを、同僚や上司は呆れながらも温かい目で見守っている。

「今度こそ完璧な男性と出会ったのでハッピーエンドを迎えます、まだ直接会ってないけど」と笑顔で宣言するナタリーに対し、いつも端で見てきた上司は「じゃあ東海岸へ飛んで見知らぬ他人を驚かせろ、君史上最も悲惨なデートになる」と毒舌全開。

早合点して頭の中がすぐお花畑状態になってしまうのがナタリーお決まりのパターンなようで、ダメ恋愛の傾向を客観的に把握したい人にとっても学ぶべきところが多い作品。

そして本作は、外見の良さや職業・年収など上辺だけの“スペック”に惑わされることなく、ひとりの人間としての生き方や人柄にこそ着目すべきであることも伝えようとしている。

ダメ恋愛ばかり繰り返しボロボロ状態のナタリーだったが、相手の本質を評価し始めるようになってからは、本来の魅力をみるみる発揮し始める。

まるでサナギから蝶々に羽化するかのように目覚ましい変化を遂げるナタリーにも、きっと励まされるはず。

顔・体型、人種・国籍、そして性別さえも取り払って、その人の“本質の輝き”を見る……なかなか難しいことだが、これが幸せになるヒントなのかもしれない。

完璧な男性と運命の出会いをしたかと思ったら実は……というストーリーなら、同じくNetflix映画『グッド・オン・ペーパー』もオススメ。

またマッチングアプリがテーマのラブコメディとしては、Netflix映画『ラブ・ギャランティード』がある。こちらは第一印象最悪な男性が、実は“王子様”だったというオチ。

いずれも「相手に完璧を求めてはいけない」という教訓が含まれており、ネットの出会いで夢を見すぎたり疑心暗鬼になったりしている世界中の人々の心に刺さりそうだ。

Netflix映画『ラブ・ハード』
独占配信中

文/吉野潤子

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