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マッチングサイトを巡る訴訟をテーマにしたNetflixのラブコメ映画「ラブ・ギャランティード」

2020.09.18

コロナ禍で、マッチングアプリや婚活サイトの利用者が急増しているそうだ。

インターネットを介して今まで接点がなかった人と簡単に出会えるため、感染を避けつつ恋愛したい人たちに需要があるのだろう。

9月3日からNetflixで配信スタートした映画『ラブ・ギャランティード』は、マッチングサイトを巡る訴訟がテーマの、旬なラブコメディ。

キャストはレイチェル・リー・クック、デイモン・ウェイアンズ・Jr、ヘザー・グラハム。

あらすじ

シアトルで法律事務所を経営しているスーザン(レイチェル・リー・クック)は、正義感が強いが常に金欠の弁護士。

ある日、スーザンの事務所に一見イケメン風の男性ニック(デイモン・ウェイアンズ・Jr)がやってくる。

ニックは、“必ず恋人ができる”と謳っているマッチングサイト『ラブ・ギャランティード』を利用して986回デートしても恋人がまったくできなかったため、運営者のタマラ(ヘザー・グラハム)を訴えたいという。

最初は乗り気ではなかったスーザンだが、金欠であるため、ニックの依頼を渋々引き受ける。

見どころ

話中でスーザンも「気持ち悪い」と繰り返し言っているが、ニックの依頼内容は確かにかなり不気味だ。

デートしまくっても恋人ができないからといって、弁護士に依頼してまでマッチングサイトを訴えるような男性と、一体どうやってラブコメ的に恋に落ちていくのか……。

ツッコミどころは多いが、細かいことは気にせず映画の世界に没頭するのが、ラブコメディの正しい楽しみ方だ。

また、仕事の調査のためにスーザンが『ラブ・ギャランティード』に登録するシーンでは、“個性的な男性”が沢山登場する。

登録写真と全然違う人が待ち合わせ場所にやってくる、興味のない話を一方的に聞かされる、ドタキャンされる……。

スーザンが体験する“マッチングサイトあるある”には、日本人の視聴者も共感できるかもしれない。

Netflix映画『ラブ・ギャランティード』
独占配信中

文/吉野潤子

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