猫じゃらしタイプのおすすめ商品
猫の遊び道具の典型といえば、『猫じゃらし』です。届くか届かないかの位置で動かすと、猫は狩猟本能が刺激され、興奮状態になります。猫じゃらしタイプを選ぶときは、『誤飲の危険性があるパーツ』の有無を確認しましょう。
ペッツルート カシャカシャぶんぶん トンボ
猫は、紙袋やシートがこすれ合う『カシャカシャ』という音に、敏感に反応します。
『ペッツルート』の『カシャカシャぶんぶん トンボ』は、スティックの先にフィルムが付いており、動かすたびにカシャカシャという音が鳴ります。大きくスティックを振ると、トンボのモチーフがブンブンと振動するのも見逃せません。
猫は興奮するとかみたがりますが、かませるタイプのおもちゃではないため、口に入れないように注意しましょう。棒の長さは45cm、ひもの長さは70cmです。
- 商品名:ペッツルート カシャカシャぶんぶん トンボ
- 楽天:商品ページ
キャットダンサー レインボー キャットチャーマー
装飾の付いた猫じゃらしは猫の反応がよいものの、『パーツの誤飲が怖い』という飼い主は多いものです。
『レインボー キャットチャーマー』は、シンプルなリボン状の猫じゃらしで、無駄な装飾は一切ありません。スティック部分は折れにくいポリカーボネート製で、接続部分はがっちりとジョイントされています。
フリース生地のリボンは約13kgの重さにも耐えられる仕様で、猫が強くかみついても簡単にちぎれないのがポイントです。仕掛けも装飾もありませんが、リボン特有のヒラヒラした動きに猫は夢中になるでしょう。
- 商品名:キャットダンサー レインボー キャットチャーマー
- Amazon:商品ページ
Saint Mike みるちゃんのおしっぽ
『猫のしっぽ』をモチーフにした猫じゃらしで、小4本・大2本の6本セットです。オレンジ色のしっぽには鈴が入っており、動かすたびに音が鳴ります。
視覚・嗅覚・聴覚を同時に刺激するため、視界が狭くなったシニア猫のリハビリや、子猫の初めてのおもちゃにぴったりでしょう。
また、飼い主や猫の安全を配慮して、持ち手部分には『キャップ』が付いています。遊んでいる最中にケガをする心配がないのはメリットですが、外れると誤飲の危険性があります。心配なときは、接着剤で補強した上で使用しましょう。
- 商品名:Saint Mike みるちゃんのおしっぽ
- Amazon:商品ページ
遊び道具を使って安全に猫を楽しませるコツ
遊び道具があると、猫は狭い室内でも思いっきり遊ぶことができます。ただし、いくらおもちゃが好きだからといって、猫に与えたままにするのはNGです。安全をしっかりと確保をした上で、飼い主が遊びをコントロールしましょう。
遊んでいるときは目を離さない
猫にとって、おもちゃは『獲物』です。特に、『動物の形をしたもの』や『羽・毛が付いたもの』は、猫が興奮してじゃれやすく、パーツがすぐに外れてしまいます。
飼い主が目を離した隙に誤飲する恐れがあるため、飼い主の目の届く場所で遊ばせるようにしましょう。取れやすいパーツや装飾は、遊ぶ前に取り外してしまうのも一つの手です。
また、長いひもが付いたものは、必ず飼い主が手に持ってコントロールするようにします。電動式タイプは、発火・異常動作・電池の液漏れなどに十分な注意が必要です。
目を離す際はおもちゃを片付けておく
思わぬ事故の多くは、『人のいない場所』で起こります。猫に遊び道具を預けたまま外出をしたり、目の届かない場所で独り遊びをさせたりすると、誤飲やケガにつながる恐れがあります。
外出時は出しっぱなしにしておかずに、猫の手が届かない場所に保管しましょう。「留守番中、遊び道具がないと暇なのでは?」と思うかもしれませんが、猫は1日の大半を寝て過ごします。
とりわけ、子猫やシニア猫は1日20時間の睡眠を取ることもあるため、遊び道具を預けなくても寂しがることはありません。飼い主がいるときに、思いっきり遊んであげましょう。
激しく興奮させすぎない
猫は遊んでいるうちに本能のスイッチが入り、激しく興奮することがあります。猫が楽しそうに遊んでいるのを見ると、おもちゃを与えた飼い主も満足感を覚えますが、『興奮のしすぎ』には注意が必要です。
猫は獲物を一瞬で捉える瞬発力には優れているものの、持久力はそれほどありません。激しい遊びを何度も繰り返すと、体力が尽きてしまいます。
1回の遊びは10~15分程度を目安にして、『すぐに寝そべる』『息が荒くなる』などの状況が見られれば、遊びは終わりにしましょう。食後の激しい運動は吐き戻しの原因になるため、『空腹時』に遊ばせるのがベストです。
構成/編集部