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【最新ビジネス解説】インフルエンサーでなくても稼げるプラットフォーム「Social Commerce Beney」

2021.11.09

KPIソリューションズは、ソーシャルコマースのプラットフォーム「Social Commerce Beney(ベニー)」β版アプリを、2021年10月にリリースした。インターネットを介した購買行動の革新を目指す。

ベニーは、現金化や120種以上のポイントへ交換が可能な独自の「Beneyポイント」を基軸に展開するソーシャルコマースアプリ。投稿者(ベネフィッター)が、ベニー内で商品をすすめる動画や画像を投稿し、閲覧したユーザーが購入すると、出店者から投稿者に成果報酬(Beneyポイント)が支払われる。

Beneyポイントは3,000円以上で銀行振込による現金化が可能で、企業から依頼をうけるようなインフルエンサーでなくても、簡単に収入を得ることができる。大きな枠組みは一般的なアフィリエイトと同様だが、ソーシャルコマース専用のアプリである点がポイントだ。

「私たちの購買行動は、不透明なマーケティングに影響を受けている」と指摘するのは、同社代表の石田徹郎氏。

InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSでは、一般の投稿にまぎれて、マーケティング目的の投稿(インフルエンサーによるPR投稿、アフィリエイトなど)が表示される。ベニーの投稿は、基本的にすべてPR投稿。出店者の支払うBeneyポイントを公開、体験した商品のみを投稿するルールを定めるなど、透明性にこだわった。

企業の意向は最小限に、率直に商品の価値を表現する投稿者と、共感したユーザーによって購買行動が決定されるーー同社はそんなプラットフォームの構築を目指す。

特定のインフルエンサーを中心に、大勢のフォロワーが集まる従来の関係は、変わっていくと同社はみる。Beneyは、より本質的な趣味や志向でつながる、多様で少人数のコミュニティがつくれるよう設計される。

●プレスリリース
KPIソリューションズ、2021年10月に “Social Commerce Beney(ベニー)”β版アプリをリリース  ~「投稿が価値になる」ユーザーが主役のソーシャルコマースアプリ~
Beneyオフィシャルサイト

取材・文/ソルバ!
人や企業の課題解決ストーリーを図解、インフォグラフィックで、わかりやすく伝えるプロジェクト。ビジネスの大小に関わらず、仕事脳を刺激するビジネスアイデアをお届けします。 
https://solver-story.com/

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