株式会社IT経営ワークスは、無料のバックオフィス最適化ツール「DXMAP」の提供をスタートした。
社内に点在するさまざまな業務システムや、手作業で行っている業務をフロー図やマップで可視化、整理することで、社内DXの促進をサポートする。
企業のIT化を支援する同社によれば、相談者の相談内容は、大きく次の2つ。
1.バックオフィス業務の管理ソフトを入れているが連動ができておらず、かえって業務効率が悪化している
2.DXと言われても、そもそも何から着手してよいのかわからない
部署ごとに業務システムを管理しているため、業務フローとシステムの全体像が把握できていないという。
「DXMAP」では、現状の業務フローと対応するシステムを登録するだけで、全体像が見えるようになる。上記の例では、バックオフィス向けの複数のシステムを利用しているが、勤怠管理だけエクセルでの手作業になっている。ここを新たなツールの導入、または既存ツールの工夫で連携すれば、業務効率は大幅に改善される。
情報システム部門の担当者も、実務に関与していないため、全体像をつかめないのが実態だ。
「売上に直結しないバックオフィスツールの導入に対して、多くの経営者は消極的」とは、同社代表の本間卓哉氏。しかし、業務フローとシステムの全体像がみえれば、ツールによる効率化も明らかになる。「DXMAP」は、保守的な経営者を説得し、企業を生産性向上へ導くための武器になる。
●プレスリリース
【社内DXは見える化で進む!】無料のバックオフィス最適化ツール「DXMAP」を提供開始。
取材・文/ソルバ!
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