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【カブガールが行く】個性豊かなカブが集結した「南箱根カブパラダイス」参戦レポート

2021.11.07

「南箱根カブパラダイス」に参戦! 個性豊かなカブたちが集う【カブガールが行く】

ひと昔前までカブと言えば「新聞配達のバイク」という認識が一般的でした。しかしこの連載を通してお伝えしているように、最近はツーリングに行ったりカスタムしたりと様々な楽しみ方が広がっています。

今回はそんなバラエティー豊かなカブ達が集うミーティング「南箱根カブパラダイス」へ行ってみたよ!

走行距離30000kmに突入!

20211031日。今回の企画ももちろん、愛車クロスカブ110にて自走で向かいます。どんな楽しい出来事が待っているのかな!とウキウキで運転をしていたところ、気が付けば走行距離が30000kmを迎えていました。

8月にタイヤとスプロケ&チェーンを交換した(https://dime.jp/genre/1206668/)ので元気よく走ってくれていますが、これからは消耗による不調も出てくるかもしれません。こまめに様子を見てあげながら、これからも末永く乗ってあげたいですね!

個性豊かなカブたち

生憎の天気でしたが会場であるバイカーズパラダイス南箱根に着いてみると、既に100台以上のカブたちがズラっと勢ぞろいしていました。

ミーティングに参加するたびに驚きますが、同じ「カブ」でも同じものは2台といないほどみんな個性豊か。

中でも目立っていたのがこちら。大人気「ウマ娘」の登場キャラクターをラッピングしたカブ。

キャラクターの可愛さをしっかり引き出していてセンスの良さを感じるし、なにより角目(ヘッドライトが四角のカブを指す)というのが渋くて良いですよね。

カブに乗るまでは「絶対に丸目カブが欲しい」と強く思っていたのですが、いざ丸目カブを所有してみると角目は角目で良い物なのだとしみじみ思います。

もう1台欲しいけどさすがにこれ以上バイクが増えると乗り切れなくなっちゃいますね。

こちらは郵政カブの集まり。カブミーティングの中には様々な事情から郵政カブの参加がNGというところもあるのですが、今回のミーティングでは参加OK

しかもハロウィン当日ということでコスプレコンテストも開かれていたため、自前の制服を来た郵便屋コスプレの方もちらほら。みなさん思い思いにカブを楽しまれていました。

出展のショップもカブだらけ

規模の大きいイベントということもあり、会場内にはパーツメーカーや飲食店などたくさんの企業ブースが並んでいました。

カブに特化しているメーカーも多く、こちらの「センターボックス」のようにハンターカブのみ、1車種限定のニッチ過ぎるアイテムもたくさんありました。

「今後は他のカブ対応のボックスも増やす予定です」なんてコメントもいただき、こういった作り手の方のお話を聞けるのもミーティングならではの面白さなのかもしれません。

それでは飲食店はバイクにまったく関係ないお店なのかと思えば大間違い。焼き芋屋×カブというあり得ないコラボレーションが実現していました。ちなみにこちらの焼き芋屋さん、普段から左端に移っているスポーツカー「ロードスター」とカブの2台体制で販売を行っている、かなり個性的なお店です。

ショップの中にはタイヤ交換の時にお世話になったナナカンパニーさんも来られていて、ラッキーなことに今後の整備の相談もさせてもらっちゃいました。次なる遊びに乞うご期待です!

ビックリ!クロスカブで大転倒!

会場内ではレースやコンテストも開催されています。こちらはカブ耐久(カブを使った長時間の耐久レース)の模擬レース。

狭いコースの中をグルグルと走り回るカブは、どれも競技専用にカスタムされたカブたち。私では絶対にできないぐらいのバンク角で安定して走っている様子は迫力満点、思わず声をあげたくなるほど白熱していました。

レースを見ていたら私も走りたくなり「ゆるカブオフロード走行会」というダートコースを走れる企画に参加してみました。

天気が悪化して雨が降っていたこともあり、路面はドロドロ。それでも楽しくて調子に乗っていたら見事なぐらい派手に転倒してしまいました!

カブも自分も泥だらけですが幸い怪我もなく、童心に戻ったみたいに楽しくて仕方がありません。アドレナリンが全開になっちゃいました。

その様子を見ていたベテラン参加者の方が、モトクロスレースに使うために整備しているというカブを貸してくださいました。

乗ってみると軽くて扱いやすく、足つきも良いので乗りやすい!またしても調子に乗って5周ぐらいさせていただいちゃいました。

後先考えずに遊んだものだから家に帰ったあと服を洗うのがとっても大変だったのは、ここだけのお話です。

濃霧の中で解散

遊んでいるうちにあっという間にイベントの終了時間。

ところが「さぁ帰ろう!」と思ったタイミングで濃い霧がたちこめ始め、5分とたたずに10m先もよく見えないほどに。

ずっと昔、まだバイクに乗り始めたばかりの時に、箱根で霧に包まれて身動きがとれなくなったことを思い出しました。

乗っているバイクは変わったけど、箱根の山はずっと変わらないみたいです。懐かしい気持ちになりつつゆっくりと下山をしました。

文/高木はるか

アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。

高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com

編集/inox.

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