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【カブガールが行く】「クロスカブ」のタイヤ、スプロケ、チェーン交換に挑戦!

2021.08.27

クロスカブのタイヤ・スプロケ・チェーンを一気に交換してみた【カブガール】

「これ、明日には全身筋肉痛や~!」

今回はプロの力をお借りしながら、クロスカブの本格整備に挑戦してみました。

一気に来た!消耗部品の寿命

ついにクロスカブの走行距離はもうすぐ28,000km。いっぱい走ったなあ。

これまでリアタイヤを1回・チェーンを1回交換してきたけれど、またしてもタイヤはすり減ってきたし、なにより加速やギアチェンジのスムーズさがなくなってきた気がします。

バイク屋さんで相談してみると、
「チェーンとスプロケット(エンジンの動力を伝える歯車)もそろそろ交換かな」とのこと。それならば交換の作業も自分でやってみたい!お願いして、一緒に作業をさせていただくことにしました。

今回お世話になったのは、愛知県にあるカブを中心に扱われているバイクショップ ナナカンパニーの水野さん。よろしくお願いします!

前後スプロケ&リアタイヤを一気に交換!

今日はやることはてんこ盛り。がんばるぞ!

まずはリア(後輪)側を一気に済ませてしまいます。といってもこれがかなりの大仕事。というのも、そもそも私「ボルトを緩めるのは反時計回り」ということすらうろ覚えだったんです。

そんなかなりの素人ですが、ボルトが舐めないレンチの使い方から丁寧に教えていただきながら、なんとかドライブスプロケットを取り外して交換。リアタイヤも取り外しました。

リアタイヤのアクスルシャフト(タイヤのホイールの真ん中を通っている回転軸)を取り外すのにはかなりの力が必要でした。血管が切れるんじゃないかと思うぐらい踏ん張ったよ!

これでなんとか力仕事はひと段落。そう思っていたのですが、現実は更に力が必要な作業があって

タイヤを交換する時は、ホイールとの間に入っているチューブを傷つけないように注意が必要。

膝でも押さえながらタイヤレバーを使って古いタイヤ取り外し、新しいタイヤに付け替えます。この作業はテクニックが重要です。レバーを3つ使いながらの作業に四苦八苦、もう2本手があればいいのに!なんて思っちゃいました。

問題だったのはリアスプロケットの交換。

どんなに「フンっ」と力を入れてもボルトがビクともしてくれず、水野さんに外していただくことに。本当に、整備士の方の力と技術ってすごすぎます

チェーン交換 すべての確認に意味がある!

リアタイヤを交換したら、お次はチェーンの交換です。こちらは新旧のチェーンを繋いで引っ張ることで、まるでマジックのようにスルッと交換。

ただしチェーンを固定するピンの方向に決まりがあり、間違えてしまうと走行中にチェーンが外れて重大な事故につながる可能性があるとのこと。ひとつひとつの確認作業に意味があることを勉強させていただきました。

チェーンの弛み調整の作業は、日ごろよりこまめに行う必要がある作業です。
教えていただいたおかげで次回は自力でできる気がする!?

仕上げはフロントタイヤ

最後はフロントタイヤの交換です。

タイヤの付け外しも2回目となると少しは慣れたのかな?ちょっとだけ、リアタイヤよりもスムーズに作業ができた気がします。作業中の私の隣では、水野さんがチューブに穴が開いていないかを確認してくださっています。

チューブってこんなに大きく膨らむんだ…!ビックリすることばかりです。

リアタイヤのようにチェーンなどの調整の必要がないため、フロントタイヤの付け外しは少し手間が減りました。
しかし走行中に外れてしまえば大事故になる重要部分なので、交換後はしっかりプロの手でチェックをしていただきます。

ひとつひとつの作業の方法だけではなく、気を付けるべきポイントやその理由、取り外した部品の管理に至るまで丁寧にご指導いただき、本当に勉強になりました。

交換後は新車のような乗り心地

ということで、すべての部品の交換が完了です!やった~!

作業が終わるころにはすっかり夜。新しいタイヤで暗い中を走るのは不安だったのですが、走り始めればすぐに吹き飛びました。

ギアチェンジと加速のスムーズさ、カーブの時に感じるタイヤの丸さ、チェーンの動きの滑らかさと静かさ、新車の頃を思い出すような走りになっていたのです!まるでバイク全部が新しくなったみたい!

今回入れたタイヤはブロックタイヤに近いもので、未舗装の道も走りやすいゴツゴツしたタイプを選んでみました。次回の記事ではこの新しいタイヤで林道へツーリングに行ってみようと思います。どんな走り心地になるかな?とっても楽しみです!

取材協力:ナナカンパニー(https://nanacompany.jp/

文/高木はるか

アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。

高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com

編集/inox.

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