DIME MAGAZINE
ビジネスシューズは、オフィスや大事な取引先への訪問に適したフォーマルなシーンに使えるデザイン／カラーになっています。スニーカーのように運動することを重点に置いていないものが多いですが、通勤や外回りで長い距離を歩くことが多い人にとっては、歩きやすさも大切な選ぶポイントの1つです。本記事では、歩きやすいビジネスシューズの選び方や、おすすめの製品を紹介します。
ビジネスシューズ選びは、歩きやすいことも高級感と同じくらい重要
足元にも気を遣う“できる”ビジネスマンにとって、ビジネスシューズの高級感は重要です。安物を履いていると思われたら、文字通り足元を見られかねません。しかし、1日中履き続けるビジネスシューズは、高級感だけでなく歩きやすいアイテムを選びたいものです。まずは、歩きやすいビジネスシューズの選び方のポイントを紹介します。
ビジネスシューズとして使えるウォーキングシューズもある
少し前までは、ウォーキングシューズというとぽってりとしたフォルムのものが多く、ビジネスシーンには適さないものがありました。しかし、近年ではビジネスシューズとしても使えるウォーキングシューズも登場しています。通勤を利用してウォーキングをする人は、フォーマルなデザインのウォーキングシューズから選ぶのもおすすめです。
オフィスカジュアルOKの職場なら、歩きやすいスニーカーをビジネスシューズにするのもおすすめ
スーツより少し崩したスタイルのオフィスカジュアルな服装が認められている職場なら、スニーカーをビジネスシューズにするのもおすすめです。黒や紺などの落ち着いた色使いのものや、アッパーの素材に革が使われている製品なら、カッチリとしたコーディネートにも合わせやすくなります。
ビジネスシューズは通気性のよいアイテムが歩きやすい
ビジネスシューズの歩きやすさには、通気性も大きく関係しています。通気性がよければ内部のムレを抑えられ、長時間の着用でも不快感を軽減できます。一般的に、アッパーの素材にフェイクレザー（合皮）ではなく本革を使用したもののほうが通気性がよいとされています。インナーソールに足ムレを防ぐ機能があるものもおすすめです。
スニーカーソールを採用した製品や、ビジネスシューズにもスニーカー感覚で履けるアイテムがある
歩きやすさを重視したビジネスシューズの中には、スニーカーソールを採用したモデルもあります。運動靴であるスニーカーのソールを採用することで、長時間の歩行による疲れを軽減する効果が期待できます。ただし、ソールが目立つモデルは、よりフォーマルなシーンでの使用にはあまり向いていないので注意してください。
本格的なビジネスシューズのフォルムをもちながらスニーカー感覚で履けるアイテムも登場しています。例えばアシックスの「texcy luxe（テクシーリュクス）」は、パッと見では普通のビジネスシューズと変わらない高級感があり、ほとんどのビジネスシーンで使えるアイテムです。
【参考】本革製、スニーカータイプ、コスパ抜群のビジネスシューズおすすめ5選
おしゃれな要素やコスパのよさも重要！ おすすめの歩きやすいビジネスシューズ6選
高級感に加えて歩きやすい機能性が重視されるビジネスシューズ選び。しかし、押さえるべきポイントはそれだけではありません。ここでは、おしゃれな要素やコスパのよさもふまえて、おすすめの歩きやすいビジネスシューズを紹介します。
歩きやすいソールを使用したビジネスシューズ！ アシックス「テクシーリュクス TU-8001」
アシックスの「texcy luxe（テクシーリュクス） TU-8001」はスニーカーのような履き心地のビジネスシューズです。
柔軟性のあるE.V.A.インジェクションソールを採用することで、軽快なフットワークを実現しています。履き口の内側にゴアを使っているため脱ぎ履きがしやすく、歩きやすさもアップ。アッパーには牛革が使用されていて、高級感があります。
安い価格で歩きやすいビジネスシューズが欲しいならスピードウォーカー「RW7603」がおすすめ
スピードウォーカーの「RW7603」は、ランニングシューズの機能を備えたソールを使用。フォーマルなフォルムながら、走りやすいビジネスシューズです。
スニーカーのような履き心地で、予定の時間に遅れそうな時でもサッと軽快に走れます。デスクワーク中心で運動不足なら、空き時間に靴を変えずにジョギングも可能。Amazonでの販売価格5900円と、コスパの良さも魅力です。
歩きやすい機能性とおしゃれを両立したビジネスシューズ！ SHETLANDFOX「クロフトン／セミブローグ」
国産高級靴メーカーであるリーガルのブランド“SHETLANDFOX”のビジネス向けアイテムからは、おしゃれで歩きやすいクロフトン／セミブローグをおすすめします。
SHETLANDFOXのビジネスシューズは、豊富な経験から日本人の足形を分析し、絶妙なフィット感と履き心地の良さを実現。なかでもこちらのクロフトンは、ベージュスエードのカラーで、落ち着いた高級感あふれるおしゃれなデザインのシューズです。オフィスカジュアルな服装が認められている職場におすすめ。
ウォーキングにも向いているミズノのビジネスシューズ「LD40 ST2」
「LD40 ST2」は、スポーツ用品の一流メーカーであるミズノがリリースしているビジネススタイルのウォーキングシューズです。たくさん歩き回る営業にも向いています。
アッパーに天然皮革を使用。ソール内の湿度と温度を下げるミズノインタークール通気システムやクッション性と安定性のあるミズノウェーブなど、優秀な機能も備えています。ヒールラバーは交換可能です。
【参考】ミズノ公式オンラインショップ
スニーカーのように履ける！疲れにくくて歩きやすいビジネスシューズ5選
ビジネスシューズをスニーカー感覚で履きこなすならアシックスの「テクシーリュクス TU-7776」
「TU-7776」は最初に紹介した「TU-8001」と同じく、スニーカー感覚で履けるアシックスのテクシーリュクスシリーズの別モデル。よりスニーカーらしいフォルムです。
アッパーに牛革を使用しながら、26cmの場合で重量約310gと、一般的なスニーカーと同等の軽さを実現。ビジネスシューズとしてもカジュアルシューズとしても活用できるアイテムです。
ロックポートのビジネスシューズでおすすめの人気アイテム「CHARLESROAD SLIP ON」
「CHARLESROAD SLIP ON（チャールズロード スリッポン）」は、アメリカの老舗ロックポートのエントリーモデルです。
EVAアウトソールを採用することで、アッパーが牛革でありながら、片足約290gと軽くできています。紐がないので、着脱が簡単で履いてすぐに歩き出せます。スッキリとしたフォルムが好みのビジネスマンにもおすすめです。
【参考】ロックポートオンラインショップ
アメリカの老舗革靴メーカー“ロックポート”のビジネスシューズの評判は？
1971年にアメリカのボストンで誕生したロックポートは、半世紀の長きにわたり愛されているレザーシューズブランドです。ビジネスシューズはオーソドックスな見た目のアイテムが多く、履き心地や歩きやすさに定評があります。独自のテクノロジーにより履きやすさを追求しているので、歩きやすさで選ぶなら選択肢に入れたいブランドです。
歩きやすいビジネスシューズとひと口にいっても、スニーカーのような見た目でカジュアル度の高いモデルから、フォーマル度の高いモデルまであります。カッチリとしたフォルムでも歩きやすいビジネスシューズはたくさんあるので、履きたいシーンや好みに応じて選んでみてください。
※データは2021年9月中旬時点での編集部調べ。
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文／ねこリセット
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