若手社員の約半数が「議事録作成」での残業増加を実感
入社したばかりの新人社員に任される業務として、議事録・会議録の作成が挙げられる。一方で、議事録作成は専任ではない担当者が行う場合が多く、本来注力すべき業務の圧迫や、音声の書き起こしには長時間の作業が必要なため精神的負担などが課題となっている。
アドバンスト・メディアは、議事録作成において担当者が負担に感じているのはどのような点なのか、リモートワークやWEB会議が普及した昨今、WEB会議ツールに今後求められるのはどんな機能なのかを社会人経験5年未満の男女を対象に調査した。
「残業が増える」ことが、議事録作成で最も大変なことという結果に。限られた業務時間内で、本来の業務と並行して議事録を完成させることは難しいうえ、情報共有のために迅速な作成が求められることから、担当者の残業の原因となっている。
また正確な情報を記録するため、「会議に集中できない」点や、「会議出席者への発言確認」、再三の「録音音声の聞き直し」などの作業が必要な点も担当者の業務負荷を増幅させている。
会議の参加者が文字や絵を書いて共有することができる「ホワイトボード機能」が1位。その他、自動翻訳、字幕機能など、会議でのコミュニケーションに重点を置く機能を求める回答が多かった。
調査期間:2021年6月11日~29日
調査手法:インターネットでの調査
調査企画:日本マーケティングリサーチ機構
調査人数:527人
調査対象:社会人経験5年未満の男女
構成/ino.