新品ブロックタイヤで本格ダートツーリング!【カブガール】
「かなり走りやすい!タイヤの喰いつきが違うよ!」
今日は本格ダートツーリング。初めてのブロックタイヤをお試ししてきました。
結果は…最高!林道ツーリングの可能性が広がった気がします!
クロスカブのタイヤを交換しました
前回の記事(https://dime.jp/genre/1206668/)ではタイヤ交換に挑戦してみました。
苦戦しながらも達成感と共に履き替えた新しいタイヤは、ボコボコとした突起を持つブロックタイヤ。主に未舗装の道が走りやすくなります。
どれぐらい変わったのかな?確かめるため、さっそく林道へツーリングに行ってみましょう!
スタートはオンロード!
自宅を出発すると、まずは舗装路 オンロードを走る必要があります。
ブロックタイヤに履き替えるにあたって一番心配していたのが、このオンロードの走行。
というのもノーマルタイヤに比べるとどうしても接地面積が小さくなり、滑ったり走りにくくなったりするのではないかという不安があったのです。
ところが…
実際に走ってみると、嬉しいことに特に問題なし!
むしろこれまで使っていたすり減ったタイヤよりも、しっかり丸みがある新しいブロックタイヤの方がスムーズに走れたのです。
欠点をあげるとすると、細かな振動が増え「ブーーーン」という感じの低めのロードノイズが出るようになったことでしょうか。
晴れの日の走行のため濡れた路面ではどう影響が出るかわかりませんが、この様子であればオンロード続きになってしまうロングツーリングも問題なく走れる予感がしています。
いざ、オフロード!
まずは石が少ないフラットダートへ行ってみました。
正直な感想を言ってしまうと、フラットダートに関してはこれまで履いていたノーマルタイヤとあまり変化なし…かな?
というのもクロスカブのノーマルタイヤ、2018年のモデルチェンジの際に新しく開発されたタイヤで、オンもオフも走れる専用設計タイヤなのです。
私自身の林道ツーリングがのんびりトコトコ お散歩程度ということもあるのですが、ノーマルタイヤも十分に優秀なタイヤだったのだと何故か誇らしくなっちゃいました。
ということで今度はガタガタで石の多い道へ。地面が抉れている箇所も多く、場所によっては水はけが悪く、柔らかい土が溜まっているところもあります。
ここでの走りやすさはブロックタイヤの圧勝!
ひとつひとつの凹凸が路面に喰いついてるような感覚があり、特にブレーキを踏んだ時の差は歴然!
これまで少し怖がりながらも走っていた道を難なくクリアしていく感覚は、まるでスポーツをしているような気分でした。
林道ツーリングは複数人で行こう!
ところが、調子に乗りすぎるとやっぱり危険です。
大きな石がゴロゴロ転がる区間へ行ってみたところ…
なんと途中から道が無くなってしまいました!
元々はコンクリートで舗装されていたようなのですが、長期間にわたる劣化により路面が激しくえぐれ、徒歩で進むのも苦戦するほどのガレ具合になってしまいました。(バイクを手前に停めて徒歩で散策している時の写真なので、さすがにここまで荒れてはいなかったですけどね!笑)
これ以上はどう頑張っても進めそうにありません。撤退です。
撤退するにはもちろんUターンする必要があるのですが、坂&ガレ道となると一苦労。
今回は夫とふたりでのツーリングだったため不安はありませんでしたが、万が一の転倒やバイクの故障に備え、一人での林道ツーリングは避けた方が無難ですね。
1日林道を走り回り、新しいタイヤがすっかりお気に入りに。これまで以上にアクティブに走れる予感がしています!
今回のタイヤ交換でクロスカブ・スーパーカブの2台の愛車の性格の違いがより明確になった気がします。
次回以降、スーパーカブでのお出かけレポートもお届けしますね。どうぞお楽しみに!
文/高木はるか
アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。
高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com
編集/inox.