2021年ビジネスパーソンが抱えるストレス
フレックスや在宅勤務など新しい「働き方」が世間に浸透してきたタイミングで、新型コロナウイルスの感染が拡大。
緊急事態宣言の影響もあり、この1年間でビジネスパーソンの働き方は大きく変わり、多くの企業で新制度の導入や従来制度の変更が行われた。
そんな環境下で、チューリッヒ生命は全国1,000人のビジネスパーソンを対象に、今年で5回目となるストレスに関する調査を実施。現在ビジネスパーソンが抱えるストレスの要因に加え、働き方に関する新たな制度の導入とそれに伴うストレス、コロナが落ち着いた後にやりたいことなどが判明した。
ビジネスパーソンのストレス要因の第1位は昨年に続き「給与・賞与(金銭面)」
ビジネスパーソンが勤務先においてストレスを感じる1番の原因は、「給与・賞与(金銭面)」が昨年に続いて1位になった。金銭面をストレスの原因と選択した理由として、「業務量に対して給与が安い」、「年功序列で給与が決まり上がらない」など、コロナ禍と関係のないものから、「休業により収入減少」、「シフト削減」などコロナ禍の影響を受けたものまで幅広い回答があった。
「在宅勤務」制度を使用できる人は約4割。ただし、20代女性の過半数は在宅勤務がストレスの原因
新型コロナウイルスの発生前(2019年12月以前)から、「在宅勤務」を実施していると回答した人は19.3%でしたが、昨年の感染拡大以後に「在宅勤務」を使用できるようになった人は19.9%いるため、現在「在宅勤務」を選択できる人は全体で39.2%を占めている。
また、女性は低い年代ほど「在宅勤務」にストレスを感じやすく、20代女性の54.3%は在宅勤務がストレスの原因になっている。
自粛不要になったら最もやりたいことは、「旅行」が全体の52.5%
新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、自粛をする必要がなくなった時に最もやりたいこととして「国内旅行」が37.0%、「海外旅行」が15.5%という結果となり、全体の52.5%が「旅行」を選択した。
調査概要
1. 調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2. 調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳~59歳の有職者を対象に実施
3. 有効回答数1,000人(20代・30代・40代・50代、男女:各125人)
4. 調査実施日2021年5月27日(木)~2021年5月28日(金)
構成/ino.