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エレベーターに乗る時のビジネスマナーとは?乗り降りの仕方、立ち位置、ボタンの押し方を解説

2024.04.02

エレベーターの乗り降りには理由がはっきりしたマナーがあります。

職場で上司やお客様とエレベーターを使うときは、基本の決まりと関係性によるビジネスマナーを守ってお互いに気持ちよく乗り降りしましょう。ボタン操作のポイントも紹介します。

ビジネスシーンで役立つ!エレベーターのマナー【基本編】

仕事でもプライベートでも、エレベーターを使うときはマナーを守りたいものです。基本的な決まりをチェックしてビジネスの場にも生かしましょう。

乗る前のマナーと乗ってから降りるまでの振る舞い方を紹介します。

扉の正面はNG!立ち位置の基本的なマナー

エレベーターを待つとき扉の正面に立つと、降りる人の邪魔になってしまいます。到着するまではドアの脇に立ち、乗ってきた人たちが降りるまで待つのが基本です。

エレベーターに限らず、乗り物は『降りる人が優先』です。自分が降りるときの状況をイメージすれば、扉の前で立つのが邪魔になると分かるでしょう。

他に待っている人がいない場合は操作盤の前に立つと、降りる人の邪魔にならず、乗るときのボタン操作もしやすくなります。到着したエレベーターが混雑しているなら、1台見送った方が賢明です。

降りるまでは基本的に話さない

自分や身内以外とエレベーターに乗っている間は、知らない人と狭い空間を共有することになります。雑談や笑い声は不快に思う人もいるため、降りるまで話さないのがマナーです。

仕事上の話は特に注意しなければなりません。オフィスビルなどでは他社の社員や来客もエレベーターを使うため、不用意にビジネスの話を口にすると情報漏えいにもつながります。

ただし、同乗者がボタン操作をしてくれたときは小声でお礼を言いましょう。声を出すのがためらわれるなら軽い会釈でも構いません。

においのこもりやすいエレベーター内では、食べ物や飲み物の扱いにも気を付けます。あくまでも公共の乗り物ととらえ、プライベートな振る舞いは避けるのが基本です。

エレベーターの「上座」はどこ?意外と知らない乗降時のマナー

大切な取引先の人をお迎えすることもあるビジネスシーンでは、失礼のないようにエレベーターの席次を理解しておくことが大切です。エレベーターの上座と下座の位置や乗降時...

エレベーターのビジネスマナー【上司やお客様と乗る場合】

(出典) pexels.com

上司やお客様とエレベーターに乗る場合は、基本マナーだけでなく互いの立場を考えた振る舞いも必要です。目上の相手と乗るときのマナーを見ていきましょう。

先?後?乗る順番と降りる順番

上司やお客様と一緒に誰もいないエレベーターに乗るときは「失礼します」と一声かけながら先に乗り込みます。目上の相手が安全にエレベーターを使えるよう、目下の者がボタン操作をするためです。

中に入ったら操作盤の前で『開』ボタンを押し、お客様・上司の順で乗ってもらいます。全員が乗ったことを確認したら階数のボタンを押して扉を閉めましょう。

既にエレベーター内で操作盤の前に立っている人がいた場合、乗る順番はお客様・上司・自分の順です。ボタン操作をしている人に行き先の階を告げて押してもらい、到着まで待ちましょう。

目的の階に到着した後は他に人がいてもいなくても、最後に降りるのは自分です。ボタン操作をしていたなら『開』ボタンを押して、お客様や上司が降りるのを確認してから自分も出ます。

ただし、混雑の状況で適切な順番が変わる場合もあるため、柔軟な対応が大切です。また、欧米の企業から来た女性客と乗るときは、乗り降りどちらもレディーファーストを基本とします。

エレベーターの中における上座と下座

ビジネスシーンで重要視されるマナーの一つが『上座』と『下座』です。目上を安全な場所である上座に案内し、自分が下座に行くことで相手への敬意を表します。

エレベーターにも上座と下座があるため、お客様や上司と乗る場合は立つ位置に気を付けましょう。操作盤が1カ所の場合はボタンに近い位置が下座、その奥の壁に近い場所が上座に当たります。

2カ所に操作盤があるエレベーターなら、乗り込む側から見て右側の操作ボタンが下座です。『左側の奥』『右側の奥』『左側の操作盤近く』『右側の操作盤近く』の順に、席次が下がります。

お客様は最も高い席次の場所に・上司は自分が立つ位置より席次の高い場所に通すのが基本です。混み具合や相手の事情によって適切な位置は変わるため、場の状況を考えて柔軟な対応を心掛けましょう。

帰る来客の見送り方

来客を見送る際には、到着したエレベーターにお客様が乗り込んで振り返ったところで最後のあいさつをします。

エレベーターの扉が閉まるタイミングでお辞儀をし、扉が完全に閉まるまで背中を向けないように注意しましょう。

ただし、時間帯によってはエレベータホールが混雑していたり、扉がすぐに閉まらなかったりする場合もあります。

状況に合わせた柔軟な対応ができるように周囲をよく見て、相手が気持ちよく自社を後にできるよう見送りましょう。

自分が見送られる場合

自分が先に降りる場合、まだ中に他の人がいる状況では「お先に失礼します」と声をかけて出るのがマナーです。

特に、扉の開閉ボタンを操作してくれている人がいれば、「ありがとうございます」と感謝を表すことが重要です。

エレベーターのボタンを操作するときのポイント

(出典) pexels.com

職場で目上の相手と乗るときに限らず、エレベーター内で自分がボタン操作を請け負う場面は多くあります。

同乗者がいるエレベーターでボタンを操作するときのポイントも押さえておきましょう。

同乗者に声をかける

目上の相手より先に乗り込むときや、後から他の人が乗ってきた場合、自分がボタンを操作することになります。

特に、同乗者の行き先を知らないときは、積極的に「何階ですか?」と声をかけましょう。

逆に自分が後から乗ってボタンを押したいと思っても、既に操作盤の前に立っている人がいるかもしれません。この場合は操作を担当している人に「恐れ入りますが、○階を押していただけますか?」と頼みます。

後から乗って自分で押したい場合でも、操作盤の前にいる人の背後から無言で手を伸ばすのは失礼です。「失礼します」と断ってから押すと、相手を驚かせずに済みます。

すぐに「閉」ボタンを押さない

最後の人の乗り降りが完全に終わるまでは、『閉』ボタンを押さないように気を付けましょう。特に、連打は印象が悪いだけでなく、とても危険です。

エレベーターは多くの人が利用しています。荷物を持っている人や体が不自由な人が使うケースも多いでしょう。

『閉』ボタンを押す際は事前に周りの様子に注意を払い、危険がないかをよく確認します。

『開』と『閉』の押し間違いにも注意が必要です。親切心から取った行動がトラブルの原因にならないよう、ボタンを押す前にしっかりと確認しましょう。

文/編集部

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