「小中学生の頃からスマホを使っていたデジタルネイティブ世代は、楽しさや利便性などのメリットがあれば、さほど抵抗なくプライバシーをオープンにする」とはpow代表の柳澤蓮氏。同社は2021年7月、家族や友人、恋人らとスケジュールを共有できるソーシャルカレンダーアプリ「Skele(スケル)」を、正式公開した。
スケルには、カレンダー共有機能に加え、「予定リクエスト」機能が搭載されている。
家族や友人、恋人のスケジュールが把握できれば、予定を調整するために何度もメッセージをやりとりするような、わずらわしさはなくなる。さらに、アプリ上でフレンドを招待して、簡単に食事やデートに誘うこともできる。
読者の中には、大切な人であっても、プライバシーを共有することに抵抗を感じる方もいるだろう。しかし、現在地を共有し合うアプリ「Zenly(ゼンリー)」が人気を集めているように、Z世代の感覚はやや異なる。スケルでは現状で親しい2〜3人の間で予定共有されているが、将来的にはサークルやクラス単位での共有も見込めるという。
また、好きなタレントやスポーツチームの予定をフォローする「推しカレ」機能を用意。
出演予定や試合予定を個別に調べ、スケジューラーに登録するような手間なく、公開されているイベントを簡単に発見し、プライベートの予定と同じカレンダー上で管理できる。
プロダクトミッションに「あなたの時間と、あなたの『好き』をつなげる」を掲げる同社。好きなアイドルのイベントも、好きな恋人との食事も、好きな友人たちと出かけるキャンプも、すべて一元管理ーー。ソーシャルカレンダーが新しいライフスタイルを実現する。
●iOSアプリ
https://apps.apple.com/us/app/id1497104381?l=ja&ls=1
取材・文/ソルバ!
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