新しい職場で働くにあたっては「同僚と仲良くやっていけるか」「仕事をちゃんとこなせるか」「周囲の期待が大きすぎたらどうしよう」など、さまざまなプレッシャーがある。
そこでビズヒッツは転職経験のある男女500人に「転職先で感じたプレッシャー」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめた。
プレッシャーから解放されたのは転職後5.5ヶ月
転職先で感じたプレッシャー1位は「人間関係の構築」
まず「 転職先で最もプレッシャーに感じたことは何ですか?」と聞いたところ、回答は以下のようになった。上位7位までをランキング形式で紹介しよう。
ダントツの1位は「人間関係の構築」。2位以下は「周囲からの期待」「仕事の内容」「成果が出せるか」と続く。
「人間関係の構築」は新卒であれ転職であれ感じるプレッシャーだが、「周囲からの期待」などは転職ならではのプレッシャーといえそうだ。
転職・中途採用だと「即戦力」として期待されて入社するケースが多いので「期待が大きい」「成果を出して期待に応えないと」とプレッシャーがかかる人も多い。
続いて「転職先でのプレッシャーを克服するためにしたことは?」と尋ねたところ、回答は以下のようになった。7位までをランキング形式で紹介しよう。
1位は「積極的なコミュニケーション」。「転職先で感じたプレッシャー」第1位が「人間関係の構築」だったので、コミュニケーションが1位になるのは納得だ。
2位以下は「はやく仕事を覚える」「スキルを高める」と続いた。8位以下には「耐える」「開き直る」「自分を褒める」など「気の持ちようを工夫する」回答もあった。
最後に「転職先でプレッシャーから解放されるまでの期間」を聞いたところ、回答は以下のようになった。
プレッシャーから解放されるまでの平均期間は約5.5ヶ月。8割近くの人が、6ヶ月以内にプレッシャーから解放されたとわかる。
一方で「仕事を完全に自分で回せるようになった3年目くらい」「10年くらいかかった」という人も。
「退職まで解放されなかった」という人が16人、「今もまだプレッシャーを感じている」という人も19人いた。
調査対象:転職経験がある人
調査日:2021年6月22日~28日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性311人/男性189人)
構成/ino.