ガスコンロは、主に魚を焼くためのグリルが付いているタイプが一般的です。しかしグリルがない製品も各社から販売されています。グリルなしのガスコンロは、掃除が簡単だったり価格が安かったりとメリットも多いので、ガスコンロ購入の際には検討してみてはいかがでしょうか。
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ガスコンロにグリルはいらない!? グリルなしのメリットとは
ガスコンロのグリルは、魚を焼くためのものと思っている方が多いかもしれませんが、実は様々な料理に使えます。製品にもよりますが、付属する調理器具を使って煮込み料理が作れたり、ダッチオーブン代わりに使えたりするものもあります。
一方で、手の込んだ料理をしない人にとっては、あらゆる料理ができてもあまりメリットには感じないでしょう。むしろこの場合は、グリルなしのガスコンロにメリットがあります。
グリルなしガスコンロにもメリットは多い
グリルがないガスコンロは、掃除の手間が省けます。グリル自体の掃除がいらないということはもちろんですが、グリルの排気口がなく天板に凹凸が少ないのも掃除がラクになるポイントです。またグリルレスのガスコンロは、見た目もすっきりとしています。
グリルなしガスコンロは、価格が安いのも魅力
もう1つのグリルなしのガスコンロのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。
具体的な価格は製品によって違いますが、全般的にグリルなしのガスコンロはグリルつきのものよりも低価格の製品が多いです。コスト優先で選びたい人は、選択肢の1つとして考えると良いでしょう。
グリルなしガスコンロのおすすめ製品
ここからは具体的なおすすめのグリルなしガスコンロをご紹介します。それぞれの製品の特徴を知って、自分に合ったものを選んでください。
なお、グリルの有無にかかわらず、ガスコンロには都市ガス対応とプロパンガス対応のタイプがあります。必ず確認した上で購入してください。
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都市ガス対応とプロパンガス対応製品をラインナップ! 2口タイプのグリルなしガスコンロ
リンナイ「RT64-2H6S-L」は、横幅59cmで標準サイズの据え置き型ガスコンロです。
消し忘れや立消えによる火災を防ぐ安全装置を搭載。子供のいたずらや誤操作を防止する点火ロックも付いています。参考リンクは都市ガス用ですが、プロパンガス対応タイプもあります。
【参考】リンナイ公式サイト製品詳細ページ
薄型ですっきりとした印象のグリルなしガスコンロ
ガスコンロの高さは製品によって多少の違いがありますが、トップ面までの高さが180mm程度のものが多いです。しかしパロマ「PA-29B」は87mmと、かなりコンパクト。スッキリとした印象の製品です。
炒めものなどの調理中に高温になると、火を弱めることで対応する早切れ防止機能が搭載されています。異常過熱を防ぎながら、調理の快適さも損ないません。
【参考】パロマ公式サイト製品詳細ページ
シンプルなデザインでおしゃれなグリルなしガスコンロ
リンナイのVamo.(バーモ)は、プロの厨房でも使われていそうな飾り気のないデザインがおしゃれな製品です。凹凸が少ないので、掃除もしやすくなっています。
機能面では、4000kcalのハイカロリーバーナーを搭載していることが特徴です。家庭用の据え置き型ガスコンロではトップクラスの火力なので、料理好きな人におすすめです。
【参考】リンナイ公式サイト製品詳細ページ
低価格が魅力のリンナイのグリルなしガスコンロ
リンナイの「RTS-336-2FTS(SL)」は、Amazonでの実売価格が1万7200円と、低価格帯の製品です。
天板はフッ素コートで、機能もシンプル。消し忘れ消火機能や立消え安全装置などの安全機能は搭載していますから、通常の煮炊きに使うには十分です。
【参考】リンナイ公式サイト製品詳細ページ
安全機能が充実したノーリツのグリルなしガスコンロ
ノーリツの「NLC2293CDBAR/L」は、安全機能が充実したガスコンロです。炒め物の際などに便利な早切れ防止機能があり、火力を自動調節して異常過熱を防止します。この火力を自動調節する状態が30分継続すると、自動で消火されます。
そして「さらに安心モード」を設定すると、早切れ防止機能によって火力が自動的に調節される状態が15分継続した時点で消火されます。また火力が自動調節されている時に、弱火から強火に切り替わるタイミングをブザー音で知らせる機能もあります。
ガラストップを採用した3口タイプのグリルなしガスコンロ
ノーリツのNero(ネロ) 「N3C20KSSEL」。3口タイプのグリルなしガスコンロは、製品数が多くありません。この製品は、ガラストップを採用した高級感のあるグリルなしガスコンロで、希少な存在です。
点火つまみが上面に配置されて、腰をかがめなくてもラクに操作できます。グリルありのガスコンロから買い替える場合も、グリルがあった部分を隠すパネルが別売りで販売されているので、交換後もすっきりと見せられます。
【参考】ノーリツ公式サイト製品詳細ページ
コンパクトなサイズのグリルなしビルトインガスコンロ
パロマの「PD-202H」は、幅45cmのコンパクトなビルトインガスコンロ。小型で、セカンドキッチンなどへ設置する際に便利です。操作つまみは上面にあります。
つまみを回して火力を調節する際に、とろ火の位置になるとカチッと音と手ごたえがする「とろ火ガイド機能」が搭載されています。簡単にとろ火にできて、うっかり火を消してしまうミスを防げます。
【参考】パロマ公式サイト製品詳細ページ
グリルなしのガスコンロについてご紹介してきました。人によっては、グリルは必ずしも必要なものではありませんし、グリルがないことのメリットもあります。この記事を参考にガスコンロを選ぶ際の選択肢の1つとして、グリルなしのコンロについても検討してみてください。
※データは2021年7月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット