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3年後に国内市場は880億円規模に!世界で急拡大するCBD市場

2021.08.08

グローバルに拡大すると予測される大麻草関連市場。世界と日本の、大麻草関連ビジネスに詳しい未来予報株式会社の宮川氏と曽我氏の両名に、現在に至るまでと、これからを聞いた。

世界のカンナビス市場予測

カンナビス(=大麻)市場は世界で急速に拡大中。世界的な大麻合法化の流れに後押しされ、「10年以内にコーヒー市場をしのぐ」と予想されるほどの勢い。

世界のカンナビス市場予測出典:未来予報株式会社

日本独自のグリーンラッシュに可能性が

 北米を中心に巻き起こったカンナビジネス(大麻草関連ビジネス)。北米でカンナビジネスの鍵となったのは、医療用、嗜好用大麻の合法化・非犯罪化だった。

 アメリカでは2018年に農業法の改定により、THC成分の含有量が0・3%以下の大麻草が産業用ヘンプとして大量栽培が可能に。それを皮切りに、カンナビジネスに新規参入する農家が爆増し、CBDの認知度が上がり、健康成分として人気に火がついた。

 しかし、2020年頃にはFDA(アメリカ食品医薬品局)の規制が始まり、空前のCBDブームは一時収束を迎える。

「CBDの品質に対しての基準が整備されていない状態で迎えたブームにより、悪質な業者も増えました。また、一時のLAやNYでは、ありとあらゆる食品にCBD配合が謳われているような状態で、CBDの摂りすぎによる健康被害が懸念され、FDAからストップがかかりました」(未来予報株式会社・宮川氏)

 また、多くの農家が新規参入したものの、大麻草は栽培が難しく、有効成分の抽出量も少ないため薄利。また、大麻関連企業は、銀行からの融資が受けられないため、資金繰りなど小規模事業者には厳しい局面も多いという。

 一方アジアでは、2018年にタイ、2019年に韓国で医療用大麻が合法化された。特にタイは、CBD医療によるメディカルツーリズムが発生し、観光資源として成立している。

 現在、アメリカでは、嗜好用大麻の使用は州によって違法か合法か判断が分かれる。しかし、バイデン政権下で、全米での嗜好用大麻の合法化が検討されていることから、再びカンナビジネスに注目が集まっている。

 こういった世界の流れの中で、日本でもグリーンラッシュは起こりうるのか。未来予報株式会社・ 曽我氏は「欧米のような株式投資面や農業面でのグリーンラッシュは起こらないでしょう」と予想。

「日本でも流通するCBD製品の数は増えていますが、欧米でのグリーンラッシュは、THCが含まれた嗜好用、医療用大麻がメインです。現在の日本が同じ道をたどることにはならないでしょう。古くから日本になじみのある〝麻〟にまつわる産業が見直される『日本式のグリーンラッシュ』であれば、今後可能性があるかもしれません。ですが、それも時間をかけて進んでいくのだと思います」

北米のカンナビス市場予測

日本国内のCBD市場予測

欧米のグリーンラッシュに乗った企業があった!

『島津製作所』

2017年に、これまで扱ってきた薬や食品の分析装置が応用された、大麻の分析に特化した分析機を北米で発売。これが、大麻草由来の成分を使用した製品の計測のために、北米の各自治体で売り上げを伸ばしているのだ。日本企業が、グリーンラッシュの波に乗るには技術力かもしれない。

『島津製作所』

質量分析技術でノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏を輩出するなど技術に特化。

取材・文/小西 麗

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