ひと口にワーケーションといっても会社によって制度も違えば捉え方も様々。それでも仕事にプラスの影響が出ているのは共通している。今回は実際にワーケーションを実施している方にご登場いただき、1日のタイムスケジュールやメリット、課題などを聞いた。
【キャンプ】「ママの会社最高!」って家族から言われています(笑)
NAVICUS(ナビカス)では、ワーケーションの実施で3万円の手当を支給する社内制度を導入。予算内で一定の条件を満たせば家族の同行もOKで、佐久間さんはキャンプで活用している。
「キャンプ場へはパソコンとポータブル電源、ポケットWi-Fiを持参して仕事をします。普段は家でフルリモートなので、野外で仕事をするのは気持ちがいいし、何より家族が『ママの会社、最高!』と喜んでいます」
また制度を利用したら現地での写真を撮影し、行った場所を社員に報告するのも決まりだ。
「楽しそうな写真がチャットアプリにアップされると、『私も行ってみたい!』みたいなコミュニケーションが社員の中でどんどん生まれます。もともとワーケーションはコロナ禍での社員のリフレッシュ効果を期待して始まりましたが、そういったメリットもあるんです」
NAVICUS コミュニティマネージャー
佐久間亜希子さん
NAVICUSのワーケーション制度の立ち上げから参加。夫と子供、愛犬2匹でのキャンプがライフワークとなっている。
キャンプごはんの食材は途中の現地スーパーで購入。火おこしなどの準備は佐久間さんの仕事中に夫が担当してくれるそう。
佐久間さんおすすめのワーケーションスポット
小田原市いこいの森 RECAMPおだわら
「家からクルマで2時間圏内」「ポケットWi-Fi対応エリア」という佐久間さんの条件にマッチするキャンプ場。子供が楽しめるアクティビティーも充実している。
[住]神奈川県小田原市久野4294-1 http://www.recamp.co.jp
プラン
【手ぶらでワーケーションSABBATICAL】 料金:1泊2万8000円〜(常設テント利用。定員4名) 設備:テント(4人用)、シュラフ・マット×各人数分 アウトドアチェア&テーブル×各人数分、LEDランタン×2 ※林間オートサイト1泊4200円〜 特典:小田原市民割引あり
取材・文/編集部
DIME8月号では「ワーケーション」を大特集!特別付録は超便利な「スマホシアタースタンド」
雑誌「DIME」8月号では「理想のワーケーション」と題し、コワーキングスペースからサブスクホテル、2拠点生活、移住など、最新の〝働く場所改革〟を大特集。実践するビジネスパーソンに密着し、それぞれの魅力やメリット、デメリットを徹底紹介。また、特別付録に、スマホの動画を3倍に拡大表示して視聴できる「スマホシアタースタンド」がもれなく付いてきます。お早めにお買い求めください!