コロナ禍の影響で急増したシェアオフィス。単に利便性に富んだ施設は、もはや当たり前の今、ここでは、全国のシェアオフィスを見てきたカメラマン・南谷有美さんが厳選した〝誰かについ話したくなる〟設備やサービスがある個性たっぷりの施設を紹介する。
シェアオフィスを選ぶうえで大切なのが施設の設備やサービス、そして通いやすい場所であること。最近は、利用者が増えたことで、特に前者は各施設とも充実している。全国のシェアオフィスを取材する南谷有美さんは、プラスαの要素に注目したいという。
「そのひとつが周辺の環境。海や温泉が近くにあるシェアオフィスがあるんです。また、もともと議場や何と遊郭! だった建物を再利用したところ、さらには無料でパンが食べられる個性派もあります」
仕事のしやすさだけでなく、オフタイムを充実させることも新しい働き方。選択肢が増えたことで、より自分好みのワークプレースを見つけやすくなっている。
【シェアオフィス選び 成功の3か条】
[1]設備や利用可能なサービスを確認
[2]長く利用するうえで大事なのは立地
[3]周辺の環境にも目を向ける
ONOMICHI SHARE
洗練されたクリエイティブな空間
バーカウンター&リビングルームを備えた空間で、しまなみ海道を眺めながら仕事ができる。常駐するコンシェルジュには、地域での過ごし方も相談できる。
[住]広島県尾道市土堂2-10-24 [電]0848・38・2911 http://onomichi-share.com/
窓の外には海が広がっている。テラス席もおすすめだ。
プラン
入会金:1万1000円(個人月会員) フルタイム:1万6500円/月 デイタイム:1万3200円/月 ウィークデイ:1万1000円/月 ナイト&ウィークエンド:8800円/月 ドロップイン 2時間/550円 1日利用/1100円
主なサービス
●Free Wi-Fi ●マイク、ヘッドホン、Webカメラ、モニター貸し出し ●プリンター(有料)
●ロッカー(有料) ●シャワー室(330円/回)
〈NANYA’S REVIEW〉クリエイティブな方が多いという印象。ここで何かが生まれる予感がしました。
取材・文・撮影/南谷有美
photo-Tetsuya Ito/by courtesy of DISCOVERLINK Setouchi
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