コロナ禍の影響で急増したシェアオフィス。単に利便性に富んだ施設は、もはや当たり前の今、ここでは、全国のシェアオフィスを見てきたカメラマン・南谷有美さんが厳選した〝誰かについ話したくなる〟設備やサービスがある個性たっぷりの施設を紹介する。
シェアオフィスを選ぶうえで大切なのが施設の設備やサービス、そして通いやすい場所であること。最近は、利用者が増えたことで、特に前者は各施設とも充実している。全国のシェアオフィスを取材する南谷有美さんは、プラスαの要素に注目したいという。
「そのひとつが周辺の環境。海や温泉が近くにあるシェアオフィスがあるんです。また、もともと議場や何と遊郭! だった建物を再利用したところ、さらには無料でパンが食べられる個性派もあります」
仕事のしやすさだけでなく、オフタイムを充実させることも新しい働き方。選択肢が増えたことで、より自分好みのワークプレースを見つけやすくなっている。
【シェアオフィス選び 成功の3か条】
[1]設備や利用可能なサービスを確認
[2]長く利用するうえで大事なのは立地
[3]周辺の環境にも目を向ける
UNKNOWN KYOTO
元遊郭建築をリノベーション
築100年以上の元遊郭建築をリノベーションして作られた。レストランに加え、宿泊施設も併設しておりワーケーションやお試し移住として利用する人も多い。
[住]京都府京都市下京区平居町55-1 [電]075・746・4635(代表) http://unknown.kyoto/
写真のタイル張りのフロントなど、施設の各所に当時の面影を感じることができる。
プラン
入会金:5500円 しばり期間:なし(※解約は1か月前通知) フルタイム会員(24時間):1万1000円/月 週末会員(土日祝 24時間):4400円/月 ドロップイン 2時間/550円、5時間/1100円、1日利用/1650円(ワンドリンク付き)
主なサービス
●高速Free Wi-Fi ●プリンター ●ロッカー(月額利用者のみ) ●ミニキッチン ●個室会議室(有料) ●Freeドリンク
〈NANYA’S REVIEW〉写真上のフリースペースのほか、個室、会議室、リビングもあって使い勝手抜群。
取材・文・撮影/南谷有美
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