ほかの利用者や地域との交流を求めたり、自宅のテレワーク環境に不満を感じて〝避難〟をしたりするなど、人によってシェアオフィス利用のきっかけは様々。仕事も生活スタイルも異なる3人に話を聞くと、シェアオフィスで何が得られるか見えてきた──。
ビールメーカー 営業職の場合
クライアント回りが中心の営業職の私は、仕事の効率が大幅にアップしました!
オフィスが横浜にあるため、得意先や自宅のある都内に拠点ができたことで、移動がスムーズになったという。
「以前は移動の隙間時間をカフェで過ごしていましたが、今は目的地に近いシェアオフィスに入り商談資料の作成などをしています。仕事柄、ほかの利用者とのコミュニケーションが不必要なのでブースで仕切られた空間は集中できて便利です」
施設設備のポイントとしては、会議室を挙げる。
「会わないと伝わらないことも多いのでミーティングにも活用しています。不足はなく、以前より仕事がはかどっています」
予約制の会議室。完全個室でモニターもあるのでリモート会議でも利用する。この日も、仕事の進捗についてミーティングをした。
電話連絡は専用ブースで。テーブルがありメモなども取れる。
土屋さんが利用するシェアオフィス
NewWork 五反田
「NewWork」は全国に250店舗以上を展開する、法人企業限定のサテライトシェアオフィス。駅から徒歩2分の五反田店は座席数54席。基本設備も揃う。
[住]東京都品川区西五反田1-3-8 五反田PLACE 9F [電]0800・808・0109 http://newwork109.com/
プラン(法人限定)
完全従量制プラン:700円/時、定額制プラン:3万円/月(ライセンス) 事務手数料:1万円/月 会議室:500円/15分
主なサービス
●Free Wi-Fi ●複合機 ●会議室 ●電話ブース ●ロッカー(2000円/月)
●着席個室ブース(150円/15分)
取材・文/安藤政弘