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今年の夏には自社回線の人口カバー率が96%に到達!?楽天モバイルの基地局の数はどれくらい?

2021.05.10

自社の通信回線を持った、第4のキャリアとして注目を集めている楽天モバイル。楽天モバイルのサービス提供が始まった当初は「つながりにくい」といったイメージがあった人も少なくないだろう。しかし、現在は自社の基地局も増え、徐々に通信状況は安定しつつある。

本記事では「基地局の設置場所や設置数は?」「今後の基地局設置計画は?」など、気になる楽天モバイルの基地局について解説する。

楽天モバイルの基地局はどのくらいある?

総務省が開示している「無線局免許状等情報」によると、現在の楽天の基地局の設置数は、全国で20,000弱とのこと。楽天モバイルの自社回線エリアを公式サイト(※)で確認すると、東京・大阪といった主要都市、県庁所在地といった人口密集地が対象エリアとなっている。

※:楽天モバイル「通信・エリア」

現時点で基地局が少ないエリアは?

現時点で楽天の基地局が少ないエリア、つまり楽天回線サービス対象外のエリアは、地方の市区町村が多い。これらのエリアではパートナー回線であるau回線にローミング接続することで、データ通信を可能にしている。

現時点では、まだまだパートナー回線エリアの範囲が広いものの、2021年秋以降には地方の市区町村の多くが「4G LTE拡大予定エリア」の対象となることが見込まれる。

また、楽天モバイルは2021年夏頃までに楽天回線エリアの人口カバー率は96%になる見込みと発表しており、現在進行形で基地局の増設が進んでいる。現在はパートナー回線を利用しているエリアでも、近いうちに楽天回線の利用ができるようになる地域は多いだろう。

基地局が少ないエリアで楽天モバイルを使用するデメリット

楽天モバイルのデータ利用量で料金が決まる「Rakuten UN-LIMIT VI」は、最大月額3,278円(税込)で高速データ通信が無制限で利用できるプラン。しかし、これは楽天基地局からの電波利用が条件となっており、パートナー回線エリアでの高速データ通信は1か月あたり5GBが上限に設定されている。楽天基地局が少ないエリアで楽天モバイルを使用すると、プランの最大のメリットであるデータ使用無制限が使えないことになるため注意しよう。

「Rakuten Casa」で屋内に楽天回線エリアを構築することも可能

楽天モバイル公式サイトより

基地局が少ないエリアでは楽天モバイルを利用するメリットが少ないように感じるが、自宅が楽天回線エリア外の場合「Rakuten Casa」の利用でデータ容量無制限にすることができる。「Rakuten Casa」とは"あなただけの「小さな4G基地局」"として、楽天回線エリア外でも、屋内に楽天回線が構築できるサービスだ。「Rakuten Casa」を申し込むメリット・デメリットは次の通り。

Rakuten Casaのメリット

1.楽天回線エリア外でも、楽天回線が利用できる
2.実質無料でレンタル・利用ができる

「Rakuten Casa」最大のメリットは、接続先の回線を気にせず、自宅で楽天回線が利用できる点だろう。先述したように、パートナー回線エリアであっても「Rakuten Casa」を設置すれば、高速データ容量無制限の対象となる。

また、「Rakuten Casa」は実質無料で利用できる点もメリットの一つ。もともと月額料金無料、本体価格も無料のレンタル品だが、設置の際には事務手数料として3,000円(税込)を支払う必要がある。ただし、「Rakuten Casa」の設置確認後、3000円相当の楽天ポイントが付与されるため、ユーザー側に実質的な負担はない。

Rakuten Casaのデメリット

1. 楽天モバイルが指定するインターネット回線と、楽天回線対応機種の利用が必須。
2. 解約時、Rakuten Casa本体を返却しなかった場合、2万円の支払いが発生する
3. Rakuten Casaは楽天の小型基地局となり、誰でも利用ができる

Rakuten Casaを利用するには、対象のインターネット回線と楽天回対応機種の使用が必須条件になっている。また、「Rakuten Casa」はレンタル品のため、解約時に本体の返却がない場合は、2万円の違約金が発生する点も注意が必要だ。

さらに、「Rakuten Casa」のキャッチコピー「小さな4G基地局」でもわかるように、「Rakuten Casa」は小型基地局であり、電波が受信できる範囲の楽天モバイルユーザーは誰でも利用可能。つまり、自宅に設置した「Rakuten Casa」の電波を近所の人が受信する、といったことが起こりうる。これは自宅のインターネット回線の帯域を他人に使用されることでもあるため、場合によっては通信速度が制限される可能性も出てくるだろう。

楽天モバイルの今後の基地局設置計画とは?

2021年夏には楽天回線の人口カバー率96%になる見込みと、基地局の増設を進めている楽天モバイル。加えて、楽天モバイルユーザーのデータ利用量増加を見込んだ基地局の増設の計画や衛星を利用した電波発信の計画もあるようだ。

さらに、今後は第5世代移動通信システム(5G)の利用に向けた最新の基地局の増設にも力を入れていくとのこと。すでに、楽天モバイルの回線エリアを確認できるサービスエリアのページでは、5Gのエリアが表示されるサービスが開始されており、エリアの拡大が予定されている。

文/oki

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