DIME MAGAZINE
コロナ禍という大きな変化で、人生を翻弄されている方も多いのではないかと思いますが、成功している人もいます。今日は、コロナ禍でも成功している人が、どんな考えをしているのか、５つ紹介していきたいと思います。
１）人生に偶然はない、と考えている
人生は「偶然の出来事の連続で起きている」と考えている人は多いのではないでしょうか？ 対して、運を引き寄せて成功している人は「全てのことに意味があり、自分を幸せにするために起きている」と考えています。「道に迷っていたら、旧友と出くわし、そこから意気投合して起業した」「カフェで隣の人が読んでいた本が目に入り、気になって読んでみたら、人生が大きく変わった」など、私が知るだけでも、偶然の出来事から人生を変えた例は、たくさんあります。
こういう人は、駅やお店などで、自分の知り合いがいないか探しています。誰かに出会ったら、お茶に誘ったり、次に会う約束をしたりしています。そこから、運命が変わるかもしれないことを知っているからです。偶然に起こった出来事を、どう必然に変えるのか？よかったら、それを意識して行動してみてください。
２）人生を変えられる、と信じている
あなたは、自分の運命は自分で変えられる、と信じていますか？コロナ禍でもうまくいく人は、どんなことがあっても、自分次第で人生を自分で変えられると信じています。
子育て中のただの父親だった私が、８００万部を超えるベストセラー作家になれたのも、このことを信じて活動を続けてきた結果です。もちろん、気持ちだけで結果がすぐに変わることはありませんが、何事も真剣に取り組んでいく先に、自分が望む未来がやってくると考えれば、人生が全く違ったものになります。
これまでのあなたの人生がどれだけ不運だったとしても、今日からでもその流れを変えることができます。楽しいこと、ワクワクすることを続けていけば、どんな人でも面白い人生を生きることができるでしょう。面白そう！と思ったら「この瞬間から、自分の運命を変えてみよう！」と決めてみてください。
３）「運気が上がる質問」を自分に投げかけている
あなたは、自分にどんな質問をしていますか？多くの人は、なにか嫌なことが起きると、「なぜこんなことになったのか？」「どうして、あんなことをしてしまったんだ？」といった質問を自分に投げかけてしまいがちです。「なぜ？」「どうして？」という質問への答えは、ネガティブなものが返ってきます。すると、気分は一層落ち込み、あなたの運気も下がってしまうのです。
運が良い人は、自分に対してポジティブな質問をしています。嫌なことがあった時に「ここから何が起きたら、人生大逆転のドラマになるのだろう？」と質問してみましょう。そうすると、あなたの脳がその答えを探してくれるようになります。すぐに答えが出なかったとしても、気分が全然違ってくることは間違いありません。ぜひ、自分への質問をチェックしてみてください。
４）運が良い人の多くは「旅行が好き」
運とは、ある種のエネルギーであり、たくさんの人が行き来したり、移動したりする場所に集まりやすい傾向があります。空港や駅、ホテルのロビーなどに、ワクワクした雰囲気を感じる方も多いと思いますが、それは、長距離を移動してきた人たちが醸し出すエネルギーが集まっているからです。
今、コロナ禍で外出や移動を控えている人も多いと思いますが、運気を上げるためには、できるだけ移動することが必要です。運が良い人は、体験的にそういうことをよく知っているので、旅行に行ったり、趣味でサイクリングやダイビングなどを楽しんでいる方が多いのです。今、自由に旅行に行けない人も多いかもしれませんが、できるだけ動くことを心掛けてみて下さい。近所を散歩したり、街中を自転車で走ってみるだけでも、運気の流れが変わってくるでしょう。
５）運が良い人の口癖は「ありがとう」
あなたは、一日に何回「ありがとう」という言葉を口にしていますか？どんな時も、自然に「ありがとう」と口にできる人に幸運はやってきます。なぜなら、感謝を口にすると、感謝された人は、あなたに好意を持ち「なにかあったら、この人を助けてあげたい」と思ってくれるからです。反対に、お金や地位があっても、人に感謝できない人は運気が下降していきます。周りの人の応援や手助けがあったことを忘れてしまうと、人から見向きもされなくなっていくのです。あなたも、そういう人を見たことがあるかもしれません。あなたが一生のうちで、親しく付き合える人は、多くても数百人です。世界の全人口が約７７億人であることを考えれば、その奇跡的なご縁に、自然と感謝する気持ちがあふれてきませんか？よかったら、毎日「ありがとう」と言って、感謝することを増やしていきましょう。
文／本田 健
作家。経営コンサルタント、投資家を経て、29歳で育児セミリタ
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